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参考資料2-1 医師の働き方改革に伴う大学病院改革に向けた支援 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38167.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第19回 3/14)《厚生労働省》
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高度医療人材養成事業
(医師養成課程充実のための教育環境整備)

令和5年度補正予算額

140億円

現状・課題
○大学病院は、教育・研究・診療の各機能を三位一体で担っているが、特に、我が国の「未来の医療」を担う医学生の教育について、大学病院は医学部
の課程において臨床実習の場となるなど、大学の附属施設という他の医療機関にはない固有の機能として重要な役割を果たしている。
○医学生の教育については、医師法等改正により、令和5年度から、医学生が臨床実習開始前に受験する共用試験が公的化されるとともに、臨床実習
において医師の指導監督の下、医業を行うことができることが明確化された一方、大学病院では、コロナ禍において患者に接触する実習機会を十分に
確保できなかったが、今般10月にコロナ禍における臨床実習の弾力的な運用(臨床実習の代替として演習や学内実習等を可とする)を原則廃止す
ることから、受け入れ態勢の整備が必要。
○この度、令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が2類から5類感染症に位置づけられたことで、いよいよ診療参加型臨床実習を実質化できる状
況に変わりつつある。このことを踏まえ、速やかに従前の臨床実習体制を取り戻すとともに、コロナ禍での経験を活かし重篤患者への対応等、「未来の医
療」を担う医師の養成のため、最先端の教育研究診療設備への投資を行い、臨床実習環境の更なる充実を図る。

事業内容
大学病院における医学生の教育環境の充実を図るため、最先端医療設備の整備を支援し、
我が国の「未来の医療」を担う高度医療人材の養成に貢献する。
⚫ 支援対象:医学部を置く国公私立大学

【最先端医療設備を活用した臨床実習の例】

【事業スキーム】

<大学病院>
最先端医療設備(患者に負担の少ない低侵襲医療
機器等)を活用した高度医療人材の養成

【医学部教育】

準備教育

専門教育

手術支援ロボット

臨床実習

MRリニアック

「未来の医療」の担い手の養成
共用試験

医師国家試験
(提供)国際医療福祉大学

安全・安心な医療の提供を確保

成果イメージ
⚫ 大学・大学病院における医師養成機能を維持・充実させることにより、「現在の医療」及び「未来の医療」に対応し、安全・安心な医療の提供を確保
する。
(担当:高等教育局医学教育課)