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【資料7】令和5年度介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会の検討結果について(報告)[1.2MB] (2 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》 |
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令和5年度 第1回介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会の評価検討の結果について
○ 令和5年度第1回介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和6年3月13日開催)において、以下の件について
評価・検討を行った。
・ 開発企業等から提案のあった福祉用具2件(令和4年11月1日~令和5年10月31日受付)に関する評価・検討
・ 「介護保険における福祉用具の選定の判断基準」(平成16年6月17日付け課長通知)の改訂案に関する検討
○ なお、提案のあった福祉用具2件については、「介護保険制度における福祉用具の範囲の考え方」(7要件)及び評
価・検討の視点に基づき、評価・検討を行ったところ。
○ その結果、提案のあった福祉用具2件については介護保険の福祉用具の対象として「否」とされ、「介護保険にお
ける福祉用具の選定の判断基準」の改訂案については承認された。
■ 福祉用具 2件の提案内容
※「提案(機器)の概要」は提案者の記載をもとに作成。
提案機器
提案(機器)の概要
総合的評価
結果
①服薬支援
機器
飲むべき時に薬を飲むことに
気づけないなど、適切な薬を
適切なタイミングに手に取る
ことが困難な認知症高齢者等
を対象として、機器にあらか
じめセットした薬が音や光と
ともに自動で出てくることで
服薬のタイミングを知らせ、
対象者が適切に服薬できるよ
う支援する。
○ 本機器の有効性や安全性に関しては、適用の対象となる利用者や薬の範囲、
医療専門職の関与の必要性やその有効性、要介護者等でない者も使用する一般
の生活用品との差別化や有効性・安全性の違い等を整理し、利用者等が在宅生
活の中で適切かつ安全に本機器を利用できることについて具体的に示した場合
は、在宅生活における服薬を支援する福祉用具として検討できると考える。
○ 本提案においては、検証データ数が不足していることに加え、本機器使用時
における安全利用に関する分析が不十分であるなどの理由から、本機器の有効
性・安全性に関して判断することは困難である。在宅での使用例に基づき、自
立支援や安全利用のための対策を示すことや、提案されている効果についての
定量的なデータを用いた検証結果が得られる必要がある。
否
先天性・後天性の神経学的、
身体的な上肢の障害を抱えて
日常生活を過ごし、自立して
食事を摂ることがきない方を
対象として、食事の選択、栄
養摂取を支援し、食べたいも
のを食べたいときに食べるこ
とができる環境を提供する。
○ 本提案においては、日本特有の食文化を踏まえた国内の要介護者における検
証データ数が不足していることに加え、本機器使用時における安全利用に関す
る分析が不十分であるなどの理由から、本機器の有効性・安全性に関して判断
することは困難である。在宅での使用例に基づき、自立支援や安全利用のため
の対策を示すことや、提案されている効果についての定量的なデータを用いた
検証結果が得られる必要がある。
○ また、本機器の価格は高額であり、利用促進の観点から懸念があるほか、使
用に際し、障害者の身体状況に応じた個別の対応が必要であると考えられるこ
とから、利用者の適用の範囲等について整理が必要である。
否
②食事支援
機器
1
○ 令和5年度第1回介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和6年3月13日開催)において、以下の件について
評価・検討を行った。
・ 開発企業等から提案のあった福祉用具2件(令和4年11月1日~令和5年10月31日受付)に関する評価・検討
・ 「介護保険における福祉用具の選定の判断基準」(平成16年6月17日付け課長通知)の改訂案に関する検討
○ なお、提案のあった福祉用具2件については、「介護保険制度における福祉用具の範囲の考え方」(7要件)及び評
価・検討の視点に基づき、評価・検討を行ったところ。
○ その結果、提案のあった福祉用具2件については介護保険の福祉用具の対象として「否」とされ、「介護保険にお
ける福祉用具の選定の判断基準」の改訂案については承認された。
■ 福祉用具 2件の提案内容
※「提案(機器)の概要」は提案者の記載をもとに作成。
提案機器
提案(機器)の概要
総合的評価
結果
①服薬支援
機器
飲むべき時に薬を飲むことに
気づけないなど、適切な薬を
適切なタイミングに手に取る
ことが困難な認知症高齢者等
を対象として、機器にあらか
じめセットした薬が音や光と
ともに自動で出てくることで
服薬のタイミングを知らせ、
対象者が適切に服薬できるよ
う支援する。
○ 本機器の有効性や安全性に関しては、適用の対象となる利用者や薬の範囲、
医療専門職の関与の必要性やその有効性、要介護者等でない者も使用する一般
の生活用品との差別化や有効性・安全性の違い等を整理し、利用者等が在宅生
活の中で適切かつ安全に本機器を利用できることについて具体的に示した場合
は、在宅生活における服薬を支援する福祉用具として検討できると考える。
○ 本提案においては、検証データ数が不足していることに加え、本機器使用時
における安全利用に関する分析が不十分であるなどの理由から、本機器の有効
性・安全性に関して判断することは困難である。在宅での使用例に基づき、自
立支援や安全利用のための対策を示すことや、提案されている効果についての
定量的なデータを用いた検証結果が得られる必要がある。
否
先天性・後天性の神経学的、
身体的な上肢の障害を抱えて
日常生活を過ごし、自立して
食事を摂ることがきない方を
対象として、食事の選択、栄
養摂取を支援し、食べたいも
のを食べたいときに食べるこ
とができる環境を提供する。
○ 本提案においては、日本特有の食文化を踏まえた国内の要介護者における検
証データ数が不足していることに加え、本機器使用時における安全利用に関す
る分析が不十分であるなどの理由から、本機器の有効性・安全性に関して判断
することは困難である。在宅での使用例に基づき、自立支援や安全利用のため
の対策を示すことや、提案されている効果についての定量的なデータを用いた
検証結果が得られる必要がある。
○ また、本機器の価格は高額であり、利用促進の観点から懸念があるほか、使
用に際し、障害者の身体状況に応じた個別の対応が必要であると考えられるこ
とから、利用者の適用の範囲等について整理が必要である。
否
②食事支援
機器
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