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資料1 令和8年度の医学部臨時定員と今後の偏在対策等について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39112.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第3回 3/27)《厚生労働省》
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医学部臨時定員の配分について
○ 各都道府県の医学部臨時定員の意向が医学部総定員数の上限を超えた場合の、各都道府県への配分方針をどのように
設定すべきか。

臨時定員の基本方針について
◆ 各都道府県は、積極的に大学と恒久定員内への地域枠や地元出身者枠の設置について調整を行っ
た上で、臨時定員の必要性を慎重に検討すること。
◆ その上で、意向のうち、医師偏在対策として、真に必要な範囲で臨時定員を設置することとする。

臨時定員の意向が医学部総定員の上限を超えた場合の対応(案)

以下の通り、医師多数県の臨時定員の意向の一部を配分・調整することでどうか。
・各都道府県への臨時定員地域枠の配分については、各都道府県において毎年必要な臨時定員地域枠が一定程度安
定してきたことから、令和6年度の臨時定員地域枠数を基準とする。
・医師少数県を中心として、将来的に医師不足となる都道府県の臨時定員地域枠については、真に必要な範囲で、
令和6年度比増での設置となる場合がある。
・医師少数県から令和6年度比増の臨時定員地域枠の意向があった場合は、医師多数県の臨時定員地域枠の意向の
一部を医師少数県へ配分・調整することで、医学部総定員が上限数以内となるよう調整する。
・ただし、医師多数県の臨時定員地域枠の意向が、配分・調整により意向より減少する場合であっても、原則、減
少数が令和6年度比1/5を上回らない範囲*1で意向を認めることとし、当該都道府県や大学の定員の急激な変
化に配慮する。
(*1:端数は四捨五入)
※ 医師多数県の臨時定員地域枠が、配分・調整により意向より減少する可能性があることを前提に、なお地域枠が必要である場合には、
恒久定員内に地域枠等を設置できるよう、予め医師多数県と大学は調整を行う。
※ 臨時定員については、地域枠の他に少数ながら研究医枠の2種類があり、それらの臨時定員の意向全体が、医学部総定員の上限を超
えないように調整・配分を行う。
※ 臨時定員の配分・調整にあたっては、必要に応じて、医師少数区域への地域枠医師の配置状況や診療科選定の状況、恒久定員内地域
枠の設置状況、医師偏在指標の多寡等についても考慮する。
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