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資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注)[812KB] (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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No
年齢
性別
(接種時)
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
基礎疾患等
死因等
(報告者による見解・考察等)
報告書上の記載
専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能性
の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
γ
腸閉塞、消化管出血はワクチン接種時点で起こって
いた可能性が高いと考える。剖検の所見が必要不可
欠。
専門家による評価【令和6年4月15日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
腸閉塞
胃腸出血
6
86歳
男
2023年10月12日
2023年10月13日
HG2346
基礎疾患等:脳出血、喘息/COPDオーバーラップ症候群、高血圧、
誤嚥性肺炎
脳梗塞、大動脈狭窄、TAVI
併用薬:アレビアチン[フェニトイン]、テオフィリン、テグレトール、マニ
ジピン、エソメプラゾール、モンテルカスト、メキシチール、クロピドグレ 腸閉塞、消化管出血、誤嚥性肺炎、血
ル、クエチアピン、アムロジピン、テルミサルタン
圧低下、暗色吐物、発熱、酸素飽和度 血圧低下
接種後翌日、発熱後急激な酸素化低下あり、血圧低下を認めた。アド 低値
レナリン筋注、昇圧、酸素、抗菌薬投与したが改善せず、死亡した。死
亡時画像診断にて誤嚥性肺炎、腸閉塞を認めた。また、黒色嘔吐あり
変色吐物
消化管出血も疑われた。(~4/15の情報に基づく。)
画像診断
評価不能
無
不明
不明評価不能
(~4/15の情報に 不明
基づく。)
不明
評価不能
有(膵臓癌)
不明
有(これまで4回
の突然の酸素化
低下のエピソード
がある)
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-1
25
γ
時間的な前後関係があるだけで、因果関係がある可
能性は極めて低いと考える。
γ
ワクチン接種開始から症状までの時間経過の詳細が不明で、
最終的に意識消失・心肺停止していた結果しか明らかになって
資料1-2-2-1
いない。皮疹症状、循環器・呼吸器症状の推移なども不明であ
り各副作用名との因果関係を評価するに十分な情報が無い。
26
γ
80歳の末期膵癌例。発熱の記載があるが、循環動態
不明。
γ
(コメント無し)
37
γ
併存疾患の心不全が増悪したのではないだろうか。
因果関係は不明だが、個人的には考えにくいと思う。
発熱
酸素飽和度低下
7
86歳
女
2023年10月19日
2023年10月19日
HG2273
基礎疾患等:認知症、高脂血症、大腸癌、アルツハイマー型認知症、
老人性精神病、便秘、鼻炎、脂質異常症、腰痛症、直腸癌、腰部脊柱
管狭窄症、大腿骨頚部骨折
(内服薬)シンバスタチン、パルモディア、デザレックス、酸化マグネシ
ウム、麻子仁丸、セチロ、カロナール、ファモチジン、その他精神科処
方あり。
2023年10月19日、患者はコミナティ筋注(XBB)とインフルエンザワク
チンを同時に接種し、報告クリニック内で20分経過観察した。
患者は、報告クリニックで毎回コミナティとインフルエンザワクチンを接
転倒、アナフィラキシー
種していた(今回は同時接種したが、前回は同時接種かは不明)。
(~4/15の情報に基づく。)
問題がなかったため、患者は徒歩で40分?1時間かけて帰宅した玄関
先で倒れた。すぐに救急搬送されたが、同日死亡した。
本症例は解剖事案であり、詳細不明である。
【報告医師のコメント】
コミナティ1~6回、インフルエンザワクチンを2020年から毎年接種し、
特に問題なかった。今回のみ同時接種。接種開始~症状までの時間
経過からアナフィラキシーを生じうる時間ではあるが最終死因は不明
である。
(~4/15の情報に基づく。)
転倒
アナフィラキシー反応
発熱
8
80歳
女
2023年10月17日
2023年10月19日
HG2273
基礎疾患等:膵癌、膵頭部癌、閉塞性黄疸、胆管炎、血糖異常、体重
減少、化学療法
併用薬:ソルデム3PG静脈点滴
末期膵臓癌にて在宅医療中。10月17日に自宅でコロナワクチン7回目
施行。10月18日に発熱あり、夜間から呼吸がやや不規則になる。
19:00に家族より発熱があり呼吸が少しシンドそうと電話連絡があっ
た。
体位を変えて経過をみるようにしたところ、呼吸は落ち着いてきたと再
度連絡があったため経過観察となった。10月19日朝からチアノーゼ+
血圧低下あり、ステロイドと抗生剤投与するも効果なく、10:00に呼吸状
態が不良との事で往診した。意識レベルJCS300。呼吸はあえぎ様で 発熱、急性呼吸不全、不規則呼吸、チ
橈骨動脈触れず、頸動脈触知可であった。眼球は共同偏視、睫毛反 アノーゼ、血圧低下、全身健康状態悪
射なし。呼吸は肺雑音 (+)。発熱摂氏38度台。末梢循環不全があっ
化、肺炎、膵癌、末梢循環不全、誤嚥
た。誤嚥性肺炎の関与も考え、ステロイド(ヒドロコルチゾン100 mg)+ 性肺炎(~4/15の情報に基づく。)
CTRX 2gを皮下注射施行した。
16:00に再往診した。意識レベルは変化なしであった(睫毛反射なし)。
喘鳴はやや改善、脈拍は大腿部で蝕知可であった。
17:50、訪問看護(看護師)より呼吸停止の連絡のため再度往診した。
同日午後6時18分死亡確認となる。剖検は実施されなかった。
【報告医師のコメント】
元々、末期癌であるためワクチンとの因果関係は不明。しかしワクチン
後より明らかに調子が悪くなっているため、何らかの引き金になってい
ると思われる。
(~4/15の情報に基づく。)
急性呼吸不全
不規則呼吸
チアノーゼ
全身健康状態悪化
血圧低下
末梢循環不全
誤嚥性肺炎
肺炎
膵癌
基礎疾患等:心不全、酸素飽和度低下、入院、大脳塞栓、敗血症、シ
トロバクター・フロインディー感染
併用薬:リクシアナ
関連する病歴:
2022年5月26日 酸素化低下あり、緊急入院した。入院中も2度の急
激な酸素化低下があったが明らかな原因は不明であった。その後も心
不全による入院歴があったが、2023年5月7日にはDOACs投与下にも
かかわらず脳塞栓を発症した。2023年6月12日に急激な酸素化低下を
みた。その後血液培養でCitrobacter freundiiによる敗血症と判明し
た。
9
90歳
女
2023年10月11日
2023年10月15日
HG2273
今回全身状態の安定により、2023年10月11日にコロナワクチン接種し
た。同日のリハビリよりしんどいとの訴えが見られるようになった。10月
13日以降は、口唇色/皮膚末梢の血色不良はあるが、血圧・心拍数・
SpO2は安定していた。10月15日朝より四肢末梢の血色不良、冷感を
認めその後発熱をみた。採血では、白血球の上昇を伴わないCRP上
昇あり、解熱薬での対応を行っていた。呼吸状態が悪化し、18:40に呼
吸停止した。家人の立ち会いのもと死亡確認した。
【報告医師のコメント】
これまでにも4回の突然の酸素化低下歴があり3回目は敗血症に伴う
症状であった。今回死亡前の血液検査では白血球上昇を伴わないも
のの、強い炎症反応あり。ワクチン以外の原因も充分にあると考える。
発熱
発熱、酸素化低下、炎症反応
炎症
不明
酸素飽和度低下
3
γ
併存疾患の心不全が増悪したのではないだろうか。因果関係
は不明だが、個人的には考えにくいと思う。
※~1/26から変更なし。
資料1-2-2-1
年齢
性別
(接種時)
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
基礎疾患等
死因等
(報告者による見解・考察等)
報告書上の記載
専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能性
の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
γ
腸閉塞、消化管出血はワクチン接種時点で起こって
いた可能性が高いと考える。剖検の所見が必要不可
欠。
専門家による評価【令和6年4月15日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
腸閉塞
胃腸出血
6
86歳
男
2023年10月12日
2023年10月13日
HG2346
基礎疾患等:脳出血、喘息/COPDオーバーラップ症候群、高血圧、
誤嚥性肺炎
脳梗塞、大動脈狭窄、TAVI
併用薬:アレビアチン[フェニトイン]、テオフィリン、テグレトール、マニ
ジピン、エソメプラゾール、モンテルカスト、メキシチール、クロピドグレ 腸閉塞、消化管出血、誤嚥性肺炎、血
ル、クエチアピン、アムロジピン、テルミサルタン
圧低下、暗色吐物、発熱、酸素飽和度 血圧低下
接種後翌日、発熱後急激な酸素化低下あり、血圧低下を認めた。アド 低値
レナリン筋注、昇圧、酸素、抗菌薬投与したが改善せず、死亡した。死
亡時画像診断にて誤嚥性肺炎、腸閉塞を認めた。また、黒色嘔吐あり
変色吐物
消化管出血も疑われた。(~4/15の情報に基づく。)
画像診断
評価不能
無
不明
不明評価不能
(~4/15の情報に 不明
基づく。)
不明
評価不能
有(膵臓癌)
不明
有(これまで4回
の突然の酸素化
低下のエピソード
がある)
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-1
25
γ
時間的な前後関係があるだけで、因果関係がある可
能性は極めて低いと考える。
γ
ワクチン接種開始から症状までの時間経過の詳細が不明で、
最終的に意識消失・心肺停止していた結果しか明らかになって
資料1-2-2-1
いない。皮疹症状、循環器・呼吸器症状の推移なども不明であ
り各副作用名との因果関係を評価するに十分な情報が無い。
26
γ
80歳の末期膵癌例。発熱の記載があるが、循環動態
不明。
γ
(コメント無し)
37
γ
併存疾患の心不全が増悪したのではないだろうか。
因果関係は不明だが、個人的には考えにくいと思う。
発熱
酸素飽和度低下
7
86歳
女
2023年10月19日
2023年10月19日
HG2273
基礎疾患等:認知症、高脂血症、大腸癌、アルツハイマー型認知症、
老人性精神病、便秘、鼻炎、脂質異常症、腰痛症、直腸癌、腰部脊柱
管狭窄症、大腿骨頚部骨折
(内服薬)シンバスタチン、パルモディア、デザレックス、酸化マグネシ
ウム、麻子仁丸、セチロ、カロナール、ファモチジン、その他精神科処
方あり。
2023年10月19日、患者はコミナティ筋注(XBB)とインフルエンザワク
チンを同時に接種し、報告クリニック内で20分経過観察した。
患者は、報告クリニックで毎回コミナティとインフルエンザワクチンを接
転倒、アナフィラキシー
種していた(今回は同時接種したが、前回は同時接種かは不明)。
(~4/15の情報に基づく。)
問題がなかったため、患者は徒歩で40分?1時間かけて帰宅した玄関
先で倒れた。すぐに救急搬送されたが、同日死亡した。
本症例は解剖事案であり、詳細不明である。
【報告医師のコメント】
コミナティ1~6回、インフルエンザワクチンを2020年から毎年接種し、
特に問題なかった。今回のみ同時接種。接種開始~症状までの時間
経過からアナフィラキシーを生じうる時間ではあるが最終死因は不明
である。
(~4/15の情報に基づく。)
転倒
アナフィラキシー反応
発熱
8
80歳
女
2023年10月17日
2023年10月19日
HG2273
基礎疾患等:膵癌、膵頭部癌、閉塞性黄疸、胆管炎、血糖異常、体重
減少、化学療法
併用薬:ソルデム3PG静脈点滴
末期膵臓癌にて在宅医療中。10月17日に自宅でコロナワクチン7回目
施行。10月18日に発熱あり、夜間から呼吸がやや不規則になる。
19:00に家族より発熱があり呼吸が少しシンドそうと電話連絡があっ
た。
体位を変えて経過をみるようにしたところ、呼吸は落ち着いてきたと再
度連絡があったため経過観察となった。10月19日朝からチアノーゼ+
血圧低下あり、ステロイドと抗生剤投与するも効果なく、10:00に呼吸状
態が不良との事で往診した。意識レベルJCS300。呼吸はあえぎ様で 発熱、急性呼吸不全、不規則呼吸、チ
橈骨動脈触れず、頸動脈触知可であった。眼球は共同偏視、睫毛反 アノーゼ、血圧低下、全身健康状態悪
射なし。呼吸は肺雑音 (+)。発熱摂氏38度台。末梢循環不全があっ
化、肺炎、膵癌、末梢循環不全、誤嚥
た。誤嚥性肺炎の関与も考え、ステロイド(ヒドロコルチゾン100 mg)+ 性肺炎(~4/15の情報に基づく。)
CTRX 2gを皮下注射施行した。
16:00に再往診した。意識レベルは変化なしであった(睫毛反射なし)。
喘鳴はやや改善、脈拍は大腿部で蝕知可であった。
17:50、訪問看護(看護師)より呼吸停止の連絡のため再度往診した。
同日午後6時18分死亡確認となる。剖検は実施されなかった。
【報告医師のコメント】
元々、末期癌であるためワクチンとの因果関係は不明。しかしワクチン
後より明らかに調子が悪くなっているため、何らかの引き金になってい
ると思われる。
(~4/15の情報に基づく。)
急性呼吸不全
不規則呼吸
チアノーゼ
全身健康状態悪化
血圧低下
末梢循環不全
誤嚥性肺炎
肺炎
膵癌
基礎疾患等:心不全、酸素飽和度低下、入院、大脳塞栓、敗血症、シ
トロバクター・フロインディー感染
併用薬:リクシアナ
関連する病歴:
2022年5月26日 酸素化低下あり、緊急入院した。入院中も2度の急
激な酸素化低下があったが明らかな原因は不明であった。その後も心
不全による入院歴があったが、2023年5月7日にはDOACs投与下にも
かかわらず脳塞栓を発症した。2023年6月12日に急激な酸素化低下を
みた。その後血液培養でCitrobacter freundiiによる敗血症と判明し
た。
9
90歳
女
2023年10月11日
2023年10月15日
HG2273
今回全身状態の安定により、2023年10月11日にコロナワクチン接種し
た。同日のリハビリよりしんどいとの訴えが見られるようになった。10月
13日以降は、口唇色/皮膚末梢の血色不良はあるが、血圧・心拍数・
SpO2は安定していた。10月15日朝より四肢末梢の血色不良、冷感を
認めその後発熱をみた。採血では、白血球の上昇を伴わないCRP上
昇あり、解熱薬での対応を行っていた。呼吸状態が悪化し、18:40に呼
吸停止した。家人の立ち会いのもと死亡確認した。
【報告医師のコメント】
これまでにも4回の突然の酸素化低下歴があり3回目は敗血症に伴う
症状であった。今回死亡前の血液検査では白血球上昇を伴わないも
のの、強い炎症反応あり。ワクチン以外の原因も充分にあると考える。
発熱
発熱、酸素化低下、炎症反応
炎症
不明
酸素飽和度低下
3
γ
併存疾患の心不全が増悪したのではないだろうか。因果関係
は不明だが、個人的には考えにくいと思う。
※~1/26から変更なし。
資料1-2-2-1