よむ、つかう、まなぶ。
資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注)[812KB] (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
No
年齢
性別
(接種時)
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
基礎疾患等:高血圧、脂質異常症、脂質異常
併用薬:オルメサルタンOD錠20mg、アムロジピンOD錠5mg、アトルバ
スタチン錠5mg
妻と二人暮らし、ADL自立
23
24
25
26
81歳
98歳
99歳
高齢者
男
男
女
男
2023年10月19日
2023年11月20日
2023年12月12日
不明
2023年11月12日
2023年11月21日
2023年12月12日
2023年
HG2346
HG2346
HH1299
不明
専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能性
の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和6年4月15日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
間質性肺疾患
2023年10月19日 7回目のCOVID-19ワクチン(コミナティ筋注(1価:オ
ミクロン株XBB1.5)を接種した。同日夜間から発熱があった。
10月20日14時頃、急に悪寒と全身の疼痛を自覚し前医を受診した。
体温38℃、SpO2:90%(室内気)、インフルエンザ・コロナウイルス抗
原は陰性、炎症反応高値、胸部CTで両側肺広範にすりガラス影を認
肺塞栓症
めた。細菌性肺炎としてLVFXとCTRXが投与されたが、改善なく、29日
から酸素化が急速に悪化した。CTで肺炎像の悪化を認め、
10月30日に報告病院に転院した。
来院時、SpO2:95%(HFNC:FiO2 100%)、D-dimer36.7㎍/mL、発熱
と炎症所見を認め、造影CTで両側肺に広範なすりガラス影と浸潤影
及び右肺動脈末梢・左下腿静脈に造影欠損域を認めた。膠原病関連
間質性肺炎、肺血栓塞栓症、薬剤性肺
自己抗体はいずれも陰性であった。
障害、急性呼吸不全
10月30日 臨床検査値はマイコプラズマ抗原(-)、SARS-CoV2 PCR()、KL-6 1211μ/mL
肺毒性
病歴からCOVID-19ワクチン関連の薬剤性肺障害を疑い、ステロイド
パルス療法を開始、その後mPSL125mg点滴投与を行った。血栓症に
対しヘパリン持続静注を行った。しかし、治療への反応は乏しく病状は
進行、1週間後に2度目のステロイドパルス療法を行うも改善なく、11月
12日に死亡した。死亡時画像診断、剖検は実施されなかった。
【報告医師のコメント】
ADL自立し肺疾患を指摘されたことのない方がワクチン接種後夜から
発熱あり翌日に急性呼吸不全を呈し救急搬送された事例であった。搬
送時の胸部CTでは両肺びまん性にすりガラス影が見られ、急性発症
の間質性肺炎が疑われた。市中肺炎、非定型肺炎も考慮した抗菌薬
投与に反応はなく、自己免疫疾患を示唆する身体所見や血清学的検
急性呼吸不全
査陽性所見も認めなかった。血栓症の存在がいつからかが不明であ
るが、肺血栓塞栓症を合併した薬剤性肺障害と、ワクチンとの関連は
否定できない。
基礎疾患等:尿路感染
併用薬:レボフロキサシン、マグミット、シルニジピン、タムスロシン
施設入所予定であった。要介護度2、ADL自立度不明、ゼリー食を食
べていた。
2023年11月20日14時15分 コミナティ筋注(1価オミクロン株XBB1.5)
嘔吐、不整脈
を接種。
17時50分、病室で夕食前の車椅子移動介助中、看護師が嘔吐してい
るのを発見。輸液500mL/12hrペースおよびソリタ1T+プリンペランを含
む治療を行った。
11月21日0時11分患者は呼吸停止し、0時50分死亡した。
関連あり
無
-
-
γ
不明
評価不能
不明
-
-
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-1
110
不明
評価不能
有(脳梗塞、心筋
梗塞発症した可
能性もあり)
-
-
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-1
127
不明
不明
不明
-
-
γ
患者背景や死亡に至る経過の詳細情報が得られておらず、ワ
クチン接種と死亡の因果関係は評価できない。
資料1-2-2-1
142
118
不整脈
嘔吐
基礎疾患等:高血圧
2023年12月12日10時50分 コミナティ筋注(1価:オミクロン株XBB1.5)
を接種した。
12時00分(ワクチン接種の1時間10分後)食欲不振が発現した。昼食
を飲み込めなかった。
心筋梗塞、脳梗塞、食欲不振
14時00分 37.3℃
17時00分 夕の薬を内服した。夕食は飲み込めず、開眼していなかっ
たた。
18時11分 死亡が確認された。
食欲減退
2023年日付不明日、患者は死亡を発現した。
不明
不明
胸部CT
ワクチン接種翌日の発症であり、発症のタイミングとしては早い
印象であるが、薬剤性肺障害の可能性を完全に否定すること
資料1-2-2-1
はできない。喀痰から腸球菌が検出されており、無症状の間質
性肺炎が感染症によって急激に悪化した可能性も考えられる。
脳梗塞
心筋梗塞
注1:各症例の記載は、令和5年10月30日~令和6年1月28日までに、医療機関又は本ワクチンの製造販売業者から副反応疑い報告された内容に基づく。専門家による評価は、特記した場合を除き、令和6年1月28日時点の報告内容に基づき実施。
注2:直近の集計対象期間において新規又は追加報告された症例について、対応する症例Noを記入している。同一症例であっても、報告内容の更新等により医療機関又は製造販売業者から複数回報告される場合がある。同一症例について複数回報告された場合は、評価時点で最後に報告された報告内容に基づき評価している。
注3:「死因等」の記載は副反応疑い報告書の記載(接種の状況、症状の概要、報告者意見)を総合的に考慮の上、記載。資料1-1-2や資料1-2-2の「症状名(PT)」とは異なることがある。
注4:報告書における死因等の記載が基礎疾患の増悪等とされているものについては、本資料においては、「対応するMedDRA PT」は基礎疾患等の名称ではなく、「状態悪化」として整理している。
7
年齢
性別
(接種時)
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
基礎疾患等:高血圧、脂質異常症、脂質異常
併用薬:オルメサルタンOD錠20mg、アムロジピンOD錠5mg、アトルバ
スタチン錠5mg
妻と二人暮らし、ADL自立
23
24
25
26
81歳
98歳
99歳
高齢者
男
男
女
男
2023年10月19日
2023年11月20日
2023年12月12日
不明
2023年11月12日
2023年11月21日
2023年12月12日
2023年
HG2346
HG2346
HH1299
不明
専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能性
の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和6年4月15日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
間質性肺疾患
2023年10月19日 7回目のCOVID-19ワクチン(コミナティ筋注(1価:オ
ミクロン株XBB1.5)を接種した。同日夜間から発熱があった。
10月20日14時頃、急に悪寒と全身の疼痛を自覚し前医を受診した。
体温38℃、SpO2:90%(室内気)、インフルエンザ・コロナウイルス抗
原は陰性、炎症反応高値、胸部CTで両側肺広範にすりガラス影を認
肺塞栓症
めた。細菌性肺炎としてLVFXとCTRXが投与されたが、改善なく、29日
から酸素化が急速に悪化した。CTで肺炎像の悪化を認め、
10月30日に報告病院に転院した。
来院時、SpO2:95%(HFNC:FiO2 100%)、D-dimer36.7㎍/mL、発熱
と炎症所見を認め、造影CTで両側肺に広範なすりガラス影と浸潤影
及び右肺動脈末梢・左下腿静脈に造影欠損域を認めた。膠原病関連
間質性肺炎、肺血栓塞栓症、薬剤性肺
自己抗体はいずれも陰性であった。
障害、急性呼吸不全
10月30日 臨床検査値はマイコプラズマ抗原(-)、SARS-CoV2 PCR()、KL-6 1211μ/mL
肺毒性
病歴からCOVID-19ワクチン関連の薬剤性肺障害を疑い、ステロイド
パルス療法を開始、その後mPSL125mg点滴投与を行った。血栓症に
対しヘパリン持続静注を行った。しかし、治療への反応は乏しく病状は
進行、1週間後に2度目のステロイドパルス療法を行うも改善なく、11月
12日に死亡した。死亡時画像診断、剖検は実施されなかった。
【報告医師のコメント】
ADL自立し肺疾患を指摘されたことのない方がワクチン接種後夜から
発熱あり翌日に急性呼吸不全を呈し救急搬送された事例であった。搬
送時の胸部CTでは両肺びまん性にすりガラス影が見られ、急性発症
の間質性肺炎が疑われた。市中肺炎、非定型肺炎も考慮した抗菌薬
投与に反応はなく、自己免疫疾患を示唆する身体所見や血清学的検
急性呼吸不全
査陽性所見も認めなかった。血栓症の存在がいつからかが不明であ
るが、肺血栓塞栓症を合併した薬剤性肺障害と、ワクチンとの関連は
否定できない。
基礎疾患等:尿路感染
併用薬:レボフロキサシン、マグミット、シルニジピン、タムスロシン
施設入所予定であった。要介護度2、ADL自立度不明、ゼリー食を食
べていた。
2023年11月20日14時15分 コミナティ筋注(1価オミクロン株XBB1.5)
嘔吐、不整脈
を接種。
17時50分、病室で夕食前の車椅子移動介助中、看護師が嘔吐してい
るのを発見。輸液500mL/12hrペースおよびソリタ1T+プリンペランを含
む治療を行った。
11月21日0時11分患者は呼吸停止し、0時50分死亡した。
関連あり
無
-
-
γ
不明
評価不能
不明
-
-
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-1
110
不明
評価不能
有(脳梗塞、心筋
梗塞発症した可
能性もあり)
-
-
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-1
127
不明
不明
不明
-
-
γ
患者背景や死亡に至る経過の詳細情報が得られておらず、ワ
クチン接種と死亡の因果関係は評価できない。
資料1-2-2-1
142
118
不整脈
嘔吐
基礎疾患等:高血圧
2023年12月12日10時50分 コミナティ筋注(1価:オミクロン株XBB1.5)
を接種した。
12時00分(ワクチン接種の1時間10分後)食欲不振が発現した。昼食
を飲み込めなかった。
心筋梗塞、脳梗塞、食欲不振
14時00分 37.3℃
17時00分 夕の薬を内服した。夕食は飲み込めず、開眼していなかっ
たた。
18時11分 死亡が確認された。
食欲減退
2023年日付不明日、患者は死亡を発現した。
不明
不明
胸部CT
ワクチン接種翌日の発症であり、発症のタイミングとしては早い
印象であるが、薬剤性肺障害の可能性を完全に否定すること
資料1-2-2-1
はできない。喀痰から腸球菌が検出されており、無症状の間質
性肺炎が感染症によって急激に悪化した可能性も考えられる。
脳梗塞
心筋梗塞
注1:各症例の記載は、令和5年10月30日~令和6年1月28日までに、医療機関又は本ワクチンの製造販売業者から副反応疑い報告された内容に基づく。専門家による評価は、特記した場合を除き、令和6年1月28日時点の報告内容に基づき実施。
注2:直近の集計対象期間において新規又は追加報告された症例について、対応する症例Noを記入している。同一症例であっても、報告内容の更新等により医療機関又は製造販売業者から複数回報告される場合がある。同一症例について複数回報告された場合は、評価時点で最後に報告された報告内容に基づき評価している。
注3:「死因等」の記載は副反応疑い報告書の記載(接種の状況、症状の概要、報告者意見)を総合的に考慮の上、記載。資料1-1-2や資料1-2-2の「症状名(PT)」とは異なることがある。
注4:報告書における死因等の記載が基礎疾患の増悪等とされているものについては、本資料においては、「対応するMedDRA PT」は基礎疾患等の名称ではなく、「状態悪化」として整理している。
7