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資料1-3-2 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注)[709KB] (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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【別紙1】
新型コロナワクチン(スパイクバックス筋注(1価:オミクロン株XBB.1.5)、モデルナ株式会社)接種後に死亡として報告された事例の一覧(令和5年9月25日から令和6年1月28日までの報告分)
★評価記号
α:「ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの」
原疾患との関係、薬理学的な観点や時間的な経過などの要素を勘案し、医学・薬学的観点から総合的に判断し、ワクチン接種が、事象発現の原因となったことが否定できない症例
β:「ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの」
原疾患との関係、薬理学的な観点や時間的な経過などの要素を勘案し、医学・薬学的観点から総合的に判断し、ワクチン接種が、事象発現の原因となったとは認められない症例
γ:「情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの」
情報が十分でない、使用目的又は方法が適正でない等のためワクチン接種と事象発現との因果関係の評価ができない症例
No
年齢
性別
(接種時)
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1
2
3
4
98歳
90歳
90歳
91歳
女
男
男
女
2023年10月17日
2023年10月23日
2023年10月16日
2023年10月26日
2023年10月21日
2023年10月25日
2023年10月16日
2023年10月27日
710011A
基礎疾患等:高血圧、S状結腸癌術後ストーマ
併用薬:オルメサルタン、アムロジン、トリクロルメチアジド
要介護4
接種翌日より食欲不振となり10/18食事摂取量1割
10/19からは食事は摂取せず水分摂取のみ(1日500mL程)
他は症状認められず
10/21に死亡を確認
710005A
基礎疾患等:脳梗塞、前立腺肥大、心房細動、喘息
併用薬:タケルダ、アンブロキソール、ゾルピデム、リスペリドン、マグ
ミット
10月24日朝8時、施設職員が苦しがっている患者を発見、救急車で搬
送。医療機関到着時、JCS-Ⅲ-300努力様呼吸、4Lリザーバーマス
不明肺炎、呼吸不全
ク、SpO2 97~98%、尿中肺炎球菌莢膜抗原陽性にて抗生剤治療開
(~4/15の情報に基づく。)
始。胸部XPでは、左肺に肺炎像あり。普段は車椅子自走できているが
ワクチン接種当日まで全く様子は変わらなかったと施設職員は語って
いた。入院後補液、酸素、抗生剤投与続けるも10月25日死亡。報告さ
れた死因は肺炎であった。剖検は実施されなかった。
(~4/15の情報に基づく。)
710007A
710015A
不明
基礎疾患等:弁膜性心疾患、不整脈、透析、慢性腎臓病、大動脈手術
2023年10月16日 問診、診察上、特記事項はなかった。ワクチン接種
可と判断され、血液透析を受けた。COVID-19予防のため、スパイク
バックス筋注(1価:オミクロン株XBB1.5)の7回目(投与経路:筋肉内、
投与量0.5mL、ロット番号:710007A)を接種した。
接種後30分の観察で異常はなかった。A病院が送迎し、13時45分に自
宅に戻った。ソファで休んでいると容態が急変した(接種後約75分後、
70分までは容態安定)。家族にしんどさを訴えたあと、少しして意識消
失した。アナフィラキシー反応(アナフィラキシーの関与は否定しきれな
い)、心肺停止、コーニス症候群(コーニス症候群も否定できない)、急
性冠動脈症候群が発現した。14時頃家人よりA病院へ意識がないと電
話した。A病院ではすぐに救急車で来院するようにとの連絡も、B病院
に搬送された。救急隊到着時(時間不明)心肺停止した。B病院に14時
アナフィラキシー(遅発性アナフィラキ
25分到着時PEA(無脈性電気活動)となった。患者は蘇生を受け、アド
シーの疑い)
レナリン1A静注で14時31分に自己心肺再開した。検査を施行し、家人
は延命処置望まないとの希望で蘇生を中止した。15時01分患者は死
亡した。15時06分死亡と確認された。その他の症状/事象は認められ
なかった。報告された死因は遅発性アナフィラキシーの疑いであった。
B病院医師は院外CPA(心肺機能停止)のため検視を依頼した。剖検
は実施されなかった。
【担当医等の意見】
ワクチン接種が誘因(コーニス症候群)か、偶然重なったのかはわから
ない。アナフィラキシーガイドライン2022診断基準と今回のデータで30
分以上の割合が14.9%を踏まえれば、アナフィラキシーの関与は否定
しきれないように思える。剖検されていないので、それ以上の判断は
困難かと考える。B病院医師より、ワクチン接種との因果関係は不明で
あった。
基礎疾患等:高血圧、認知症
併用薬:アムロジピン、カンデサルタン、ニフェジピン
10月26日の夜から体調不良を起こし、救急車要請、救急車到着23時 不明
40分、病院到着同23時50分
令和5年10月27日 午前0時31分 死亡確認(ご家族立ち会い)
専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能性
の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
不明
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和6年4月15日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
不明
評価不能
不明
γ
報告者の見解も因果関係不明。
γ
情報不足
資料1-2-2-4
165
不明
評価不能
有(肺炎球菌肺
炎)
γ
心房細動ありの90歳男性。肺炎像とワクチン接種、死
亡との因果関係は不明。
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-4
167
不明
不明
不明
-
-
γ
意識消失以外は、皮膚症状/粘膜症状、循環器系症状、呼吸器
系症状について全般的に情報が不足しているため、これらの情 資料1-2-2-4
報があればより評価しやすいと考えます。
163
不明
不明
不明
-
-
γ
剖検されたかどうか不明。体調不良時や搬送時などのバイタル
資料1-2-2-4
所見や診察所見が明らかでない。
168
不明肺炎
呼吸不全
アナフィラキシー反応
コーニス症候群
急性冠動脈症候群
不明
2
新型コロナワクチン(スパイクバックス筋注(1価:オミクロン株XBB.1.5)、モデルナ株式会社)接種後に死亡として報告された事例の一覧(令和5年9月25日から令和6年1月28日までの報告分)
★評価記号
α:「ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの」
原疾患との関係、薬理学的な観点や時間的な経過などの要素を勘案し、医学・薬学的観点から総合的に判断し、ワクチン接種が、事象発現の原因となったことが否定できない症例
β:「ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの」
原疾患との関係、薬理学的な観点や時間的な経過などの要素を勘案し、医学・薬学的観点から総合的に判断し、ワクチン接種が、事象発現の原因となったとは認められない症例
γ:「情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの」
情報が十分でない、使用目的又は方法が適正でない等のためワクチン接種と事象発現との因果関係の評価ができない症例
No
年齢
性別
(接種時)
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1
2
3
4
98歳
90歳
90歳
91歳
女
男
男
女
2023年10月17日
2023年10月23日
2023年10月16日
2023年10月26日
2023年10月21日
2023年10月25日
2023年10月16日
2023年10月27日
710011A
基礎疾患等:高血圧、S状結腸癌術後ストーマ
併用薬:オルメサルタン、アムロジン、トリクロルメチアジド
要介護4
接種翌日より食欲不振となり10/18食事摂取量1割
10/19からは食事は摂取せず水分摂取のみ(1日500mL程)
他は症状認められず
10/21に死亡を確認
710005A
基礎疾患等:脳梗塞、前立腺肥大、心房細動、喘息
併用薬:タケルダ、アンブロキソール、ゾルピデム、リスペリドン、マグ
ミット
10月24日朝8時、施設職員が苦しがっている患者を発見、救急車で搬
送。医療機関到着時、JCS-Ⅲ-300努力様呼吸、4Lリザーバーマス
不明肺炎、呼吸不全
ク、SpO2 97~98%、尿中肺炎球菌莢膜抗原陽性にて抗生剤治療開
(~4/15の情報に基づく。)
始。胸部XPでは、左肺に肺炎像あり。普段は車椅子自走できているが
ワクチン接種当日まで全く様子は変わらなかったと施設職員は語って
いた。入院後補液、酸素、抗生剤投与続けるも10月25日死亡。報告さ
れた死因は肺炎であった。剖検は実施されなかった。
(~4/15の情報に基づく。)
710007A
710015A
不明
基礎疾患等:弁膜性心疾患、不整脈、透析、慢性腎臓病、大動脈手術
2023年10月16日 問診、診察上、特記事項はなかった。ワクチン接種
可と判断され、血液透析を受けた。COVID-19予防のため、スパイク
バックス筋注(1価:オミクロン株XBB1.5)の7回目(投与経路:筋肉内、
投与量0.5mL、ロット番号:710007A)を接種した。
接種後30分の観察で異常はなかった。A病院が送迎し、13時45分に自
宅に戻った。ソファで休んでいると容態が急変した(接種後約75分後、
70分までは容態安定)。家族にしんどさを訴えたあと、少しして意識消
失した。アナフィラキシー反応(アナフィラキシーの関与は否定しきれな
い)、心肺停止、コーニス症候群(コーニス症候群も否定できない)、急
性冠動脈症候群が発現した。14時頃家人よりA病院へ意識がないと電
話した。A病院ではすぐに救急車で来院するようにとの連絡も、B病院
に搬送された。救急隊到着時(時間不明)心肺停止した。B病院に14時
アナフィラキシー(遅発性アナフィラキ
25分到着時PEA(無脈性電気活動)となった。患者は蘇生を受け、アド
シーの疑い)
レナリン1A静注で14時31分に自己心肺再開した。検査を施行し、家人
は延命処置望まないとの希望で蘇生を中止した。15時01分患者は死
亡した。15時06分死亡と確認された。その他の症状/事象は認められ
なかった。報告された死因は遅発性アナフィラキシーの疑いであった。
B病院医師は院外CPA(心肺機能停止)のため検視を依頼した。剖検
は実施されなかった。
【担当医等の意見】
ワクチン接種が誘因(コーニス症候群)か、偶然重なったのかはわから
ない。アナフィラキシーガイドライン2022診断基準と今回のデータで30
分以上の割合が14.9%を踏まえれば、アナフィラキシーの関与は否定
しきれないように思える。剖検されていないので、それ以上の判断は
困難かと考える。B病院医師より、ワクチン接種との因果関係は不明で
あった。
基礎疾患等:高血圧、認知症
併用薬:アムロジピン、カンデサルタン、ニフェジピン
10月26日の夜から体調不良を起こし、救急車要請、救急車到着23時 不明
40分、病院到着同23時50分
令和5年10月27日 午前0時31分 死亡確認(ご家族立ち会い)
専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能性
の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
不明
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和6年4月15日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
不明
評価不能
不明
γ
報告者の見解も因果関係不明。
γ
情報不足
資料1-2-2-4
165
不明
評価不能
有(肺炎球菌肺
炎)
γ
心房細動ありの90歳男性。肺炎像とワクチン接種、死
亡との因果関係は不明。
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-4
167
不明
不明
不明
-
-
γ
意識消失以外は、皮膚症状/粘膜症状、循環器系症状、呼吸器
系症状について全般的に情報が不足しているため、これらの情 資料1-2-2-4
報があればより評価しやすいと考えます。
163
不明
不明
不明
-
-
γ
剖検されたかどうか不明。体調不良時や搬送時などのバイタル
資料1-2-2-4
所見や診察所見が明らかでない。
168
不明肺炎
呼吸不全
アナフィラキシー反応
コーニス症候群
急性冠動脈症候群
不明
2