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資料1-3-2 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注)[709KB] (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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No
年齢
性別
(接種時)
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
5
71歳
男
2023年11月13日
2023年11月13日
710003A
基礎疾患等:大脳静脈洞血栓症
2023年11月13日
14時頃、COVID-19予防のため、スパイクバックス筋注(1価:オミクロ
ン株XBB.1.5)の7回目を接種した(ロット番号:710003A、投与経路:筋
肉内)。自宅に戻ってから急変した。 心肺停止(接種後帰宅1時間で心
窩部痛出現後CPA)、大動脈解離が発現した。
15時26分、緊急搬送された。来た時には心肺停止状態であり、救急処 大動脈解離
置を行ったが蘇生されず亡くなった。報告された死因は大動脈解離で
あった。剖検を実施し、剖検による死因は原因不明の 死亡であった。
死後のCTでは洞血栓があるとの見解が得られた。
【担当医等の意見】
本剤が原因である可能性が最も高かったか:いいえ
他に考えられる原因:大動脈解離
専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能性
の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
大動脈解離
剖検
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
-
-
評価不能
有(大動脈解離)
不明
評価不能
有(脳梗塞(既往
あり)、気管支喘
息)
-
-
専門家による評価【令和6年4月15日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-4
172
-
γ
発熱は本ワクチン接種後の反応の可能性はあるものの、高齢
者であり脳梗塞、気管支喘息、アルツハイマー病、高血圧、糖
資料1-2-2-4
尿病などの複数の基礎疾患が存在しており、本剤と死亡との因
果関係を評価をすることは困難と考えられる。
175
-
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-4
184
186
165
振戦
6
91歳
女
2023年11月16日
2023年11月17日
710010A
基礎疾患等:アルツハイマー病、脳梗塞、高血圧症、糖尿病、高脂血
呼吸窮迫
症、気管支喘息
コミナティ筋注1-6回目を接種した。副反応の報告はなかった。
痙攣発作
2023年11月16日 接種前の体温36度6分
13時32分、スパイクバックス筋注(1価オミクロン株XBB1.5)の7回目を
接種した。接種時の状態は安定であった。
発熱
2023年11月17日
AM0:00 手の震え、動作が緩慢となる。
振戦、呼吸窮迫、痙攣、発熱、無呼吸、 無呼吸
1:30 呼吸促拍、痙攣が出現。
呼吸異常、血圧異常、運動緩慢、酸素
1:40 発熱38℃、血圧:124/82mmHg
飽和度異常、痙縮
呼吸異常
3:40 体温39.1℃、血圧:85/49mmHg、痙攣持続
5:40 体温40.7℃ 血圧:105/49mmHg
6:20 体温40.8℃ 血圧113/83mmHg SpO2:82% 無呼吸も出現。
血圧異常
7:00 下顎呼吸となる。
8:16 死亡確認。
運動緩慢
新型コロナワクチン接種歴は6回(ファイザー)、いずれも接種後副反
応の報告はない。今回7回目はモデルナ接種。今回の死因はワクチン
酸素飽和度異常
接種は否定できないが、様々な疾患の既往があり、死因断定は困難。
筋痙縮
7
8
9
81歳
32歳
96歳
男
女
女
2023年12月6日
2023年10月30日
2023年12月5日
2023年12月6日
2023年11月5日
2023年12月7日
710014A
基礎疾患等:肺血栓塞栓症、下肢深部静脈血栓症、多発性骨髄腫
内服治療:エリキュース、ステロイド
2023年12月6日 接種前の体温36度5分
14:21 スパイクバックス筋注(1価:オミクロン株XBB1.5)の4回目を接
種した。(右、投与経路:筋肉内)その後状態変化なし
15:00 おやつのゼリー摂取中にムセがみられたため、背中を起こしな
がらタッピングを行っていたところ、急に力が抜けたように頭部がだらり
と落ち、顔色不良みられ看護師へ報告。
不明
15:10 看護師訪室時、呼吸停止見られ0.5L/m開始、心臓マッサージ
施行。AED解析にて電気ショック必要なし。
15:15 吸引するも引けず、食べ物等詰まった様子なし。医師へ連絡。
15:20 A医師来園。呼吸停止、心停止確認する。
15:50 B医師来園。
15:52 死亡確認する。報告された死因は呼吸停止および心停止で
あった。剖検が実施されたかどうかは不明。
不明
不明
評価不能
不明
710011A
2023年10月30日 スパイクバックス筋注(1価:オミクロン株XBB1.5)の5
回目接種。接種後、微熱を認めていた。その他の症状があったかは不
明。
11月5日、自宅にて死亡しているのを発見された。
11月9日 法医解剖を行った。肉眼的には明らかな既存疾患、外傷を
認めなかったが、病理組織学的検査にて、腸腰筋に白血球浸潤と、筋
融解像を認めた。その他主要臓器、咽頭部に炎症を認めなかった。
横紋筋融解症
【担当医等の意見】
解剖所見からはワクチン接種と死亡との因果関係は不明である。しか
し、死亡時の高体温が示唆される状況(死後半日での深部体温37℃)
や腸腰筋の融解、炎症像は、他の要因(薬物や感染症)は状況や解
剖所見からは否定的であり、ワクチンとの関連性を否定できないと考
える。本剤との因果関係は評価不能、他要因の可能性:なし
横紋筋融解症
解剖
評価不能
無
-
-
γ
発見時には既に死亡されており、剖検が実施されている症例で
あるものの、患者背景なども含め情報不足であり、因果関係の 資料1-2-2-4
評価は困難である。
710002A
基礎疾患等:慢性心不全
併用薬:バイアスピリン、降圧剤
2023年12月5日 接種前の体温36度4分 16時、スパイクバックス筋注
(1価:オミクロン株XBB1.5)の6回目接種。
2023年12月6日 接種翌日の夕方頃より、嘔気と少量の嘔吐あり。バイ
タルは著変なく、マヒ症状等なし。
2023年12月7日 3:30に訪室時、呼びかけに反応なく、バイタルの測 慢性心不全
定不能で救急車を要請し、他院へ救急搬送。5:00頃死亡確認された
とのこと。
【担当医等の意見】
死亡時画像診断が実施されて心嚢液貯留のみで、他に所見なく、慢性
心不全の急性増悪と診断。高齢であることを考慮すると老衰も考えら
れる。本剤との因果関係は評価不能。他要因の可能性なし。
慢性心不全
不明
評価不能
無
-
-
γ
(コメント無し)
3
資料1-1-2-4
年齢
性別
(接種時)
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
5
71歳
男
2023年11月13日
2023年11月13日
710003A
基礎疾患等:大脳静脈洞血栓症
2023年11月13日
14時頃、COVID-19予防のため、スパイクバックス筋注(1価:オミクロ
ン株XBB.1.5)の7回目を接種した(ロット番号:710003A、投与経路:筋
肉内)。自宅に戻ってから急変した。 心肺停止(接種後帰宅1時間で心
窩部痛出現後CPA)、大動脈解離が発現した。
15時26分、緊急搬送された。来た時には心肺停止状態であり、救急処 大動脈解離
置を行ったが蘇生されず亡くなった。報告された死因は大動脈解離で
あった。剖検を実施し、剖検による死因は原因不明の 死亡であった。
死後のCTでは洞血栓があるとの見解が得られた。
【担当医等の意見】
本剤が原因である可能性が最も高かったか:いいえ
他に考えられる原因:大動脈解離
専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能性
の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
大動脈解離
剖検
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
-
-
評価不能
有(大動脈解離)
不明
評価不能
有(脳梗塞(既往
あり)、気管支喘
息)
-
-
専門家による評価【令和6年4月15日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-4
172
-
γ
発熱は本ワクチン接種後の反応の可能性はあるものの、高齢
者であり脳梗塞、気管支喘息、アルツハイマー病、高血圧、糖
資料1-2-2-4
尿病などの複数の基礎疾患が存在しており、本剤と死亡との因
果関係を評価をすることは困難と考えられる。
175
-
γ
(コメント無し)
資料1-2-2-4
184
186
165
振戦
6
91歳
女
2023年11月16日
2023年11月17日
710010A
基礎疾患等:アルツハイマー病、脳梗塞、高血圧症、糖尿病、高脂血
呼吸窮迫
症、気管支喘息
コミナティ筋注1-6回目を接種した。副反応の報告はなかった。
痙攣発作
2023年11月16日 接種前の体温36度6分
13時32分、スパイクバックス筋注(1価オミクロン株XBB1.5)の7回目を
接種した。接種時の状態は安定であった。
発熱
2023年11月17日
AM0:00 手の震え、動作が緩慢となる。
振戦、呼吸窮迫、痙攣、発熱、無呼吸、 無呼吸
1:30 呼吸促拍、痙攣が出現。
呼吸異常、血圧異常、運動緩慢、酸素
1:40 発熱38℃、血圧:124/82mmHg
飽和度異常、痙縮
呼吸異常
3:40 体温39.1℃、血圧:85/49mmHg、痙攣持続
5:40 体温40.7℃ 血圧:105/49mmHg
6:20 体温40.8℃ 血圧113/83mmHg SpO2:82% 無呼吸も出現。
血圧異常
7:00 下顎呼吸となる。
8:16 死亡確認。
運動緩慢
新型コロナワクチン接種歴は6回(ファイザー)、いずれも接種後副反
応の報告はない。今回7回目はモデルナ接種。今回の死因はワクチン
酸素飽和度異常
接種は否定できないが、様々な疾患の既往があり、死因断定は困難。
筋痙縮
7
8
9
81歳
32歳
96歳
男
女
女
2023年12月6日
2023年10月30日
2023年12月5日
2023年12月6日
2023年11月5日
2023年12月7日
710014A
基礎疾患等:肺血栓塞栓症、下肢深部静脈血栓症、多発性骨髄腫
内服治療:エリキュース、ステロイド
2023年12月6日 接種前の体温36度5分
14:21 スパイクバックス筋注(1価:オミクロン株XBB1.5)の4回目を接
種した。(右、投与経路:筋肉内)その後状態変化なし
15:00 おやつのゼリー摂取中にムセがみられたため、背中を起こしな
がらタッピングを行っていたところ、急に力が抜けたように頭部がだらり
と落ち、顔色不良みられ看護師へ報告。
不明
15:10 看護師訪室時、呼吸停止見られ0.5L/m開始、心臓マッサージ
施行。AED解析にて電気ショック必要なし。
15:15 吸引するも引けず、食べ物等詰まった様子なし。医師へ連絡。
15:20 A医師来園。呼吸停止、心停止確認する。
15:50 B医師来園。
15:52 死亡確認する。報告された死因は呼吸停止および心停止で
あった。剖検が実施されたかどうかは不明。
不明
不明
評価不能
不明
710011A
2023年10月30日 スパイクバックス筋注(1価:オミクロン株XBB1.5)の5
回目接種。接種後、微熱を認めていた。その他の症状があったかは不
明。
11月5日、自宅にて死亡しているのを発見された。
11月9日 法医解剖を行った。肉眼的には明らかな既存疾患、外傷を
認めなかったが、病理組織学的検査にて、腸腰筋に白血球浸潤と、筋
融解像を認めた。その他主要臓器、咽頭部に炎症を認めなかった。
横紋筋融解症
【担当医等の意見】
解剖所見からはワクチン接種と死亡との因果関係は不明である。しか
し、死亡時の高体温が示唆される状況(死後半日での深部体温37℃)
や腸腰筋の融解、炎症像は、他の要因(薬物や感染症)は状況や解
剖所見からは否定的であり、ワクチンとの関連性を否定できないと考
える。本剤との因果関係は評価不能、他要因の可能性:なし
横紋筋融解症
解剖
評価不能
無
-
-
γ
発見時には既に死亡されており、剖検が実施されている症例で
あるものの、患者背景なども含め情報不足であり、因果関係の 資料1-2-2-4
評価は困難である。
710002A
基礎疾患等:慢性心不全
併用薬:バイアスピリン、降圧剤
2023年12月5日 接種前の体温36度4分 16時、スパイクバックス筋注
(1価:オミクロン株XBB1.5)の6回目接種。
2023年12月6日 接種翌日の夕方頃より、嘔気と少量の嘔吐あり。バイ
タルは著変なく、マヒ症状等なし。
2023年12月7日 3:30に訪室時、呼びかけに反応なく、バイタルの測 慢性心不全
定不能で救急車を要請し、他院へ救急搬送。5:00頃死亡確認された
とのこと。
【担当医等の意見】
死亡時画像診断が実施されて心嚢液貯留のみで、他に所見なく、慢性
心不全の急性増悪と診断。高齢であることを考慮すると老衰も考えら
れる。本剤との因果関係は評価不能。他要因の可能性なし。
慢性心不全
不明
評価不能
無
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-
γ
(コメント無し)
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