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参考資料3 新型コロナワクチン「コミナティ筋注6ヶ月~4歳用(1価:起源株 1価:オミクロン株XBB.1.5)」(ファイザー株式会社)添付文書[867KB] (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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注)海外第Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ相試験(C4591007試験第Ⅱ/Ⅲ相パート並びにC4591048試験サブ試験B)
の各年齢層で収集した事象について、年齢層別(6ヵ月~1歳及び2~4歳)に発現割合を算
出し、両試験及び両年齢層で共通の事象についてはより高い値となった結果を記載した。
* 8.7 コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン接種後に、ギラン・バ
レー症候群が報告されている。被接種者又はその保護者に対しては、
ギラン・バレー症候群が疑われる症状(四肢遠位から始まる弛緩性
麻痺、腱反射の減弱ないし消失等)が認められた場合には直ちに医
師等に相談するよう、あらかじめ説明すること。
8.8 本剤と他のSARS-CoV-2に対するワクチンの互換性に関するデータ
はない。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
14.1.1 解凍方法
(1)冷蔵庫(2~8℃)又は室温で解凍すること。
(2)解凍の際は、室内照明による曝露を最小限に抑えること。直射日
光及び紫外線が当たらないようにすること。
14.1.2 解凍後の保存管理
(1)解凍後は再冷凍せず、有効期間内に使用すること。
(2)冷蔵庫(2~8℃)で解凍する場合は、2~8℃で10週間保存するこ
とができる。
(3)室温で解凍する場合は、解凍開始から24時間以内(一度針を刺し
た後の時間を含む)に使用すること。
14.1.3 希釈方法
(1)希釈前に室温に戻しておくこと。
(2)本剤は保存料を含まないため、操作にあたっては雑菌が迷入しな
いよう注意すること。
(3)本剤のバイアルに日局生理食塩液2.2mLを加え、白色の均一な液に
なるまでゆっくりと転倒混和すること。振り混ぜないこと。
(4)希釈前の液は白色の微粒子を含むことがある。希釈後に微粒子が
認められる場合には、使用しないこと。
(5)希釈後の液は10回接種分(1回0.2mL)を有する。デッドボリュー
ムの少ない注射針又は注射筒を使用した場合、10回分を採取するこ
とができる。標準的な注射針及び注射筒等を使用した場合、10回目
の接種分を採取できないことがある。1回0.2mLを採取できない場合、
残量は廃棄すること。
(6)希釈後の液は2~30℃で保存し、希釈後12時間以内に使用すること。
希釈後12時間以内に使用しなかった液は廃棄すること。
(7)希釈後保存の際には、室内照明による曝露を最小限に抑えること。
直射日光及び紫外線が当たらないようにすること。
14.2 薬剤接種時の注意
14.2.1 室温に戻した希釈後のバイアルから接種量0.2mLを取り、微粒
子や変色がないことを目視で確認すること。異常が認められる場合
は使用しないこと。
14.2.2 通常、三角筋中央部又は大腿前外側部に、1歳未満は大腿前外
側部に筋肉内接種すること。臀部には接種しないこと1)。また、静脈
内、皮内、皮下への接種も行わないこと。
14.2.3 組織・神経等への影響を避けるため下記の点に注意すること。
(1)針長は筋肉内接種に足る長さで、組織や血管あるいは骨に到達し
ないよう、各被接種者に対して適切な針長を決定すること。
(2)神経走行部位を避けること。
(3)注射針を刺入したとき、激痛の訴えや血液の逆流がみられた場合
は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
9. 特定の背景を有する者に関する注意
9.1 接種要注意者(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態
及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接
種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確
実に得た上で、注意して接種すること。
[8.2参照]
9.1.1 抗凝固療法を受けている者、血小板減少症又は凝固障害を有す
る者
本剤接種後に出血又は挫傷があらわれることがある。
9.1.2 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免
疫不全症の者がいる者
本剤に対する免疫応答が低下する可能性がある。
9.1.3 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等
の基礎疾患を有する者
9.1.4 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹
等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
9.1.5 過去に痙攣の既往のある者
9.1.6 本剤の成分に対して、アレルギーを呈するおそれのある者
[2.3、8.4、11.1.1参照]
9.2 腎機能障害を有する者
接種要注意者である。
9.3 肝機能障害を有する者
接種要注意者である。
9.7 小児等
6ヵ月未満を対象とした臨床試験は実施していない。
11. 副反応
次の副反応があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常
が認められた場合には適切な処置を行うこと。
11.1 重大な副反応
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
[2.3、8.4、9.1.6参照]
11.1.2 心筋炎、心膜炎(頻度不明)
[8.6、15.1.1、15.1.2参照]
** 11.2 その他の副反応
5%以上
局所症状(注
射部位)
疼痛(47.0%)a)、発
赤・紅斑(18.9%)
a)
、腫脹a)
精神神経系
易刺激性(68.4%)
a)
、傾眠(41.3%)a)、
頭痛a)
消化器
食欲減退(38.6%)
a)
、下痢(13.6%)a)、
嘔吐a)
1%~5%未満
筋肉痛a)
頻度不明
そう痒感、内出
血、浮腫
関節痛a)
栄養補給障害
悪心
咳嗽、口腔咽頭痛
鼻閉
四肢痛
背部痛
皮膚
蕁麻疹、発疹、紅斑 多汗症、寝汗
性皮疹
血液
リンパ節症
免疫系
その他
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
* 15.1.1 海外において、コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン接
種後に心筋炎、心膜炎が報告されている。初回免疫において報告さ
れた症例の多くは若年男性であり、特に2回目接種後数日以内に発現
している。また、大多数の症例で、入院による安静臥床により症状
が改善している2)。[8.6、11.1.2参照]
15.1.2 接種開始後の国内副反応疑い報告における心筋炎、心膜炎の
報告率と、国内の医療情報データベースを用いて算出した一般集団
から推測される心筋炎、心膜炎の発現率とを比較したところ、初回
免疫としてコミナティ筋注(起源株)2回接種後の若年男性で頻度が
高いことが示唆された3)。[8.6、11.1.2参照]
* 15.1.3 海外において、皮膚充填剤との関連性は不明であるが、皮膚充
填剤注入歴のある被接種者において、コロナウイルス
(SARS-CoV-2)
RNAワクチン接種後に、皮膚充填剤注入部位周辺の腫脹(特に顔面腫
脹)が報告されている。
浮動性めまい、
嗜眠、不眠症、顔
面麻痺、錯感覚、
感覚鈍麻
呼吸器
筋・骨格系
1%未満
熱感
過敏症(発疹、そ
う痒症、紅斑、蕁
麻疹、血管性浮
腫、顔面腫脹等)
疲労(44.8%)a)、発
熱(14.4%)a)、悪寒
a)
腋窩痛、疼痛、倦
怠感、無力症、イ
ンフルエンザ様
症状
a)臨床試験において電子日誌により収集した副反応の発現割合
2
の各年齢層で収集した事象について、年齢層別(6ヵ月~1歳及び2~4歳)に発現割合を算
出し、両試験及び両年齢層で共通の事象についてはより高い値となった結果を記載した。
* 8.7 コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン接種後に、ギラン・バ
レー症候群が報告されている。被接種者又はその保護者に対しては、
ギラン・バレー症候群が疑われる症状(四肢遠位から始まる弛緩性
麻痺、腱反射の減弱ないし消失等)が認められた場合には直ちに医
師等に相談するよう、あらかじめ説明すること。
8.8 本剤と他のSARS-CoV-2に対するワクチンの互換性に関するデータ
はない。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
14.1.1 解凍方法
(1)冷蔵庫(2~8℃)又は室温で解凍すること。
(2)解凍の際は、室内照明による曝露を最小限に抑えること。直射日
光及び紫外線が当たらないようにすること。
14.1.2 解凍後の保存管理
(1)解凍後は再冷凍せず、有効期間内に使用すること。
(2)冷蔵庫(2~8℃)で解凍する場合は、2~8℃で10週間保存するこ
とができる。
(3)室温で解凍する場合は、解凍開始から24時間以内(一度針を刺し
た後の時間を含む)に使用すること。
14.1.3 希釈方法
(1)希釈前に室温に戻しておくこと。
(2)本剤は保存料を含まないため、操作にあたっては雑菌が迷入しな
いよう注意すること。
(3)本剤のバイアルに日局生理食塩液2.2mLを加え、白色の均一な液に
なるまでゆっくりと転倒混和すること。振り混ぜないこと。
(4)希釈前の液は白色の微粒子を含むことがある。希釈後に微粒子が
認められる場合には、使用しないこと。
(5)希釈後の液は10回接種分(1回0.2mL)を有する。デッドボリュー
ムの少ない注射針又は注射筒を使用した場合、10回分を採取するこ
とができる。標準的な注射針及び注射筒等を使用した場合、10回目
の接種分を採取できないことがある。1回0.2mLを採取できない場合、
残量は廃棄すること。
(6)希釈後の液は2~30℃で保存し、希釈後12時間以内に使用すること。
希釈後12時間以内に使用しなかった液は廃棄すること。
(7)希釈後保存の際には、室内照明による曝露を最小限に抑えること。
直射日光及び紫外線が当たらないようにすること。
14.2 薬剤接種時の注意
14.2.1 室温に戻した希釈後のバイアルから接種量0.2mLを取り、微粒
子や変色がないことを目視で確認すること。異常が認められる場合
は使用しないこと。
14.2.2 通常、三角筋中央部又は大腿前外側部に、1歳未満は大腿前外
側部に筋肉内接種すること。臀部には接種しないこと1)。また、静脈
内、皮内、皮下への接種も行わないこと。
14.2.3 組織・神経等への影響を避けるため下記の点に注意すること。
(1)針長は筋肉内接種に足る長さで、組織や血管あるいは骨に到達し
ないよう、各被接種者に対して適切な針長を決定すること。
(2)神経走行部位を避けること。
(3)注射針を刺入したとき、激痛の訴えや血液の逆流がみられた場合
は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
9. 特定の背景を有する者に関する注意
9.1 接種要注意者(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態
及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接
種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確
実に得た上で、注意して接種すること。
[8.2参照]
9.1.1 抗凝固療法を受けている者、血小板減少症又は凝固障害を有す
る者
本剤接種後に出血又は挫傷があらわれることがある。
9.1.2 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免
疫不全症の者がいる者
本剤に対する免疫応答が低下する可能性がある。
9.1.3 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等
の基礎疾患を有する者
9.1.4 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹
等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
9.1.5 過去に痙攣の既往のある者
9.1.6 本剤の成分に対して、アレルギーを呈するおそれのある者
[2.3、8.4、11.1.1参照]
9.2 腎機能障害を有する者
接種要注意者である。
9.3 肝機能障害を有する者
接種要注意者である。
9.7 小児等
6ヵ月未満を対象とした臨床試験は実施していない。
11. 副反応
次の副反応があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常
が認められた場合には適切な処置を行うこと。
11.1 重大な副反応
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
[2.3、8.4、9.1.6参照]
11.1.2 心筋炎、心膜炎(頻度不明)
[8.6、15.1.1、15.1.2参照]
** 11.2 その他の副反応
5%以上
局所症状(注
射部位)
疼痛(47.0%)a)、発
赤・紅斑(18.9%)
a)
、腫脹a)
精神神経系
易刺激性(68.4%)
a)
、傾眠(41.3%)a)、
頭痛a)
消化器
食欲減退(38.6%)
a)
、下痢(13.6%)a)、
嘔吐a)
1%~5%未満
筋肉痛a)
頻度不明
そう痒感、内出
血、浮腫
関節痛a)
栄養補給障害
悪心
咳嗽、口腔咽頭痛
鼻閉
四肢痛
背部痛
皮膚
蕁麻疹、発疹、紅斑 多汗症、寝汗
性皮疹
血液
リンパ節症
免疫系
その他
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
* 15.1.1 海外において、コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン接
種後に心筋炎、心膜炎が報告されている。初回免疫において報告さ
れた症例の多くは若年男性であり、特に2回目接種後数日以内に発現
している。また、大多数の症例で、入院による安静臥床により症状
が改善している2)。[8.6、11.1.2参照]
15.1.2 接種開始後の国内副反応疑い報告における心筋炎、心膜炎の
報告率と、国内の医療情報データベースを用いて算出した一般集団
から推測される心筋炎、心膜炎の発現率とを比較したところ、初回
免疫としてコミナティ筋注(起源株)2回接種後の若年男性で頻度が
高いことが示唆された3)。[8.6、11.1.2参照]
* 15.1.3 海外において、皮膚充填剤との関連性は不明であるが、皮膚充
填剤注入歴のある被接種者において、コロナウイルス
(SARS-CoV-2)
RNAワクチン接種後に、皮膚充填剤注入部位周辺の腫脹(特に顔面腫
脹)が報告されている。
浮動性めまい、
嗜眠、不眠症、顔
面麻痺、錯感覚、
感覚鈍麻
呼吸器
筋・骨格系
1%未満
熱感
過敏症(発疹、そ
う痒症、紅斑、蕁
麻疹、血管性浮
腫、顔面腫脹等)
疲労(44.8%)a)、発
熱(14.4%)a)、悪寒
a)
腋窩痛、疼痛、倦
怠感、無力症、イ
ンフルエンザ様
症状
a)臨床試験において電子日誌により収集した副反応の発現割合
2