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03【資料1】感染症危機対応医薬品等の利用可能性確保に関する検討会について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24678.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会(第27回 3/23)《厚生労働省》
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(参考)開発優先度の高いワクチン vs 重点感染症
開発優先度の高いワクチン

重点感染症

依拠す
る文書

予防接種に関する基本的な計画
(厚生労働省告示第121号 平成26年3月28日)

ワクチン開発・生産体制強化戦略
(令和3年6月1日閣議決定)
「厚生労働省において国際的に脅威となりうる感染症に
ついて、国内外における流行状況を把握し、我が国にお
いてワクチン等の確保・研究開発が必要な感染症を特定
する必要がある。」

目的

○「予防接種・ワクチンで防げる疾病は予防すること」
○感染症危機発生時に、その対抗手段となる「感染症危
という基本的な理念の下、ワクチンの研究開発を推進
機対応医薬品等(MCM: Medical
する。
Countermeasures)」の利用可能性を確保することは
○日本再興戦略(平成25年6月14日閣議決定)を踏まえ、 重要。
国内外の感染症対策に必要なワクチンを世界に先駆け
○平時からMCMの利用可能性を確保すべき感染症の指定
て開発することを目指す。
や確保のあり方等を検討する。
○MCMの確保のため、重点感染症を指定する。

実施す
る内容

ワクチンの研究開発を促進するために、国が検討すべき
こととして、
①ワクチンの需給の見通しに関する情報提供:国内外で
の疾病負荷並びに海外でのワクチンの開発、導入の状
況等
②感染症対策の目標設定:特定の感染症について目標を
設定し、排除・撲滅を計画的に推進する
③感染症の疫学情報の整備:感染研などとの連携強化
④小児の治験を実施する環境の整備
⑤ワクチンの基礎研究並びに実用化に向けた支援及び産
学官の協力

ワクチン開発・生産体制強化戦略の確実な推進に向け、
AMEDで以下の3つの研究開発事業を行う。
①ワクチン・新規モダリティ研究開発事業
②ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠
点の形成
③創薬ベンチャーエコシステム強化事業
<対象となる感染症>
○厚生労働省において検討される重点感染症を対象とす
ることを基本とし、特に我が国としてワクチン開発の
優先度が高いものから研究開発に着手
○国際協力などの必要性により取り組むべき感染症に対
するワクチン開発も視野に入れる。
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