よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3:孤独・孤立対策に関する有識者会議における意見 (1 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

参考資料3
孤独・孤立対策に関する有識者会議における、孤独・孤立対策推進法に基づき新た
に策定する重点計画に盛り込むべき事項等に関する意見
【基本理念について】
○ 孤独・孤立対策推進法第2条に定める孤独・孤立対策の基本理念は、
「孤独・孤立
対策の重点計画」(令和4年 12 月 26 日推進会議決定)の「2.孤独・孤立対策の
基本理念」を踏まえて条文化されたものと承知している。このため、新たに策定さ
れる重点計画においても、継続性及び法との整合性を確保するために、現行の重点
計画の「2.孤独・孤立対策の基本理念」を踏襲することが適切である。


孤独・孤立の問題の解消を目的とした相談支援や普及啓発活動等を進めることに
加え、当事者等の日常生活・各ライフステージの中で活用される既存の施策に孤独・
孤立の視点を入れ、それぞれの施策が具体的な各種課題を解決していく中で、孤独・
孤立の問題の解消にも資するという構造を確保することが重要である。



孤独・孤立対策推進法の施行に伴い、各地方自治体における取組も本格化する。
その際、孤独・孤立対策は行政の各分野にまたがる総合的な取組であることを全庁
的に認識して取り組むことが効果的な推進方法であることを共有すべきである。



現行の重点計画の基本理念の「(3)人と人との「つながり」を実感できるための
施策の推進」について、孤独・孤立対策推進法第2条第3号の規定も踏まえ、
「社会
との関わり及び人と人との「つながり」を実感できるための施策の推進」としては
どうか。



多様性を包摂する社会づくりを目指すことも孤独・孤立対策の基本理念の一つで
あることを認識すべきである。



現行の重点計画にある「人間関係の貧困」の記載について、自己責任によるもの
であると受け止められないような表現を検討すべきである。

【広報・相談窓口・支援の在り方について】
○ 令和4年に行った孤独・孤立の実態把握に関する全国調査の結果においては、孤
独を感じる程度が比較的高いと回答した人ほど「我慢できる」「支援の受け方がわ
からない」
「支援を受けるための手続きが面倒である」と回答した傾向がある。この
背景には、何か相談してもうまくいかなかった実体験や相談の様子が文字情報だけ
だと分からないというような不安も含まれるのではないかと考えられる。このため、
各種相談窓口において、制度や相談機関の壁をなくすような広報の在り方及び支援
体制を検証し、常に運用の改善を図ることが必要である。さらに、手続きの負担感

1