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感染症週報 2024年第15週（4月8日－4月14日） (12 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2024.html |
| 出典情報 | 感染症週報 2024年第15週（4月8日－4月14日）（4／26）《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2024年 第15週
（4月8日〜 4月14日）
：通巻第26巻 第15号
◆薬剤耐性菌感染症について
（2024年3月、28ページ「グラフ総覧」参照）
薬剤耐性菌感染症〔メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）感染症、ペニシリン耐性肺炎球
菌
（PRSP）
感染症、薬剤耐性緑膿菌
（MDRP）
感染症〕
は、2次医療圏毎に1カ所以上定められた、
病床数300以上の基幹定点医療機関
（全国約500カ所）
から毎月報告される。2024年3月分の報
告を行った基幹定点医療機関数は480であった。
薬剤耐性菌感染症の男女別・年齢階級
別報告数（2024年3月）
1,200
図1. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
総数
1,000
男性
800
報告数
MRSA：定点当たり報告数2.82
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の
定点当たり報告数と比べて大きな変化は認め
られなかった。過去10年間の同月との比較では
5番目に多かった。高齢者からの報告が多く、
65歳以上が全体の78%を占めていた
（図1）。
女性
600
400
200
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
PRSP：定点当たり報告数0.13
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の
定点当たり報告数と比べて減少した。過去
10年間の同月との比較では2022年に次ぎ2番
目に少なかった。小児と高齢者からの報告が多
く、5歳未満が全体の28%、65歳以上が全体の
43%を占めていた（図2）。
年齢階級（歳）
40
図2. ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
総数
報告数
男性
女性
20
10
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
MDRP：定点当たり報告数0.01
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の
定点当たり報告数と比べて減少した。過去
10年間の同月との比較では最も少なかった。高
齢者からの報告が多く、65 歳以上が全体の
75%を占めていた（図3）。
30
年齢階級（歳）
図3. 薬剤耐性緑膿菌感染症
6
総数
男性
報告数
4
女性
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
2
年齢階級（歳）
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
薬剤耐性菌感染症について
（3月）
12
2024年 第15週
（4月8日〜 4月14日）
：通巻第26巻 第15号
◆薬剤耐性菌感染症について
（2024年3月、28ページ「グラフ総覧」参照）
薬剤耐性菌感染症〔メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）感染症、ペニシリン耐性肺炎球
菌
（PRSP）
感染症、薬剤耐性緑膿菌
（MDRP）
感染症〕
は、2次医療圏毎に1カ所以上定められた、
病床数300以上の基幹定点医療機関
（全国約500カ所）
から毎月報告される。2024年3月分の報
告を行った基幹定点医療機関数は480であった。
薬剤耐性菌感染症の男女別・年齢階級
別報告数（2024年3月）
1,200
図1. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
総数
1,000
男性
800
報告数
MRSA：定点当たり報告数2.82
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の
定点当たり報告数と比べて大きな変化は認め
られなかった。過去10年間の同月との比較では
5番目に多かった。高齢者からの報告が多く、
65歳以上が全体の78%を占めていた
（図1）。
女性
600
400
200
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
PRSP：定点当たり報告数0.13
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の
定点当たり報告数と比べて減少した。過去
10年間の同月との比較では2022年に次ぎ2番
目に少なかった。小児と高齢者からの報告が多
く、5歳未満が全体の28%、65歳以上が全体の
43%を占めていた（図2）。
年齢階級（歳）
40
図2. ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
総数
報告数
男性
女性
20
10
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
MDRP：定点当たり報告数0.01
1〜3月の定点当たり報告数は、10〜12月の
定点当たり報告数と比べて減少した。過去
10年間の同月との比較では最も少なかった。高
齢者からの報告が多く、65 歳以上が全体の
75%を占めていた（図3）。
30
年齢階級（歳）
図3. 薬剤耐性緑膿菌感染症
6
総数
男性
報告数
4
女性
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
2
年齢階級（歳）
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
薬剤耐性菌感染症について
（3月）
12