その他各論として検討すべき事項
〇民間病院と公立・公的病院の特徴を有効活用して地域医療構想を推進する
・民間病院はすでに地域包括ケアシステムの中核をなしている実態を
生かして中小民間病院の活用で地域医療構想を推進。
・フレキシビリティーは地域医療構想推進の最強の武器。
・公的・公立病院改革の推進で地域医療の効率性と持続性を推進する
〇都市部と過疎地域の地域医療構想に対する受け止めの温度差
・都市部で現状投影モデルを踏襲して病床規模の拡大や病床機能の先鋭化を
進めている地域に地区診断を活用すると同時にこのような問題事例の仲裁を
行うような仕組みを創設。
・大都市地区の特定機能病院と附属病院に関しては地域医療構想上で別枠の
位置づけを検討するべき。
・都市部において基準病床と必要病床の差は大きな混乱のもとになる。
・地域医療構想を進めるうえで首長の理解を推進する仕組みの構築。
〇地域医療構想を推進する目的で実施した対策の実効性の検証と公表
・好事例とされた地区のその後の対策の効果の情報公開
・重点支援地区の中長期にわたる効果の検証とデータ公開
〇人材不足にかかる解決策として医療ＤＸの活用
・ＤＸが電子カルテの二の舞にならないようにコストコントロール可能にする。
・ＤＸ・ロボット等の導入で入院医施設の人員評価が激変する。
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