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【参考資料2-5】プレパンデミックワクチンの今後の備蓄の種類について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40300.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第85回 5/27)《厚生労働省》
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鳥インフルエンザA(H5N1)のヒトへの感染の対応について
1997年に香港で初めて鳥インフルエンザA(H5N1)のヒトへの感染が確認された。
2003年から2024年4月9日時点までに計889例(うち死亡463例)がWHOへ報告されている。
2014~2015 年のエジプトにおける流行の後、報告数は激減している。
近年、WHOに報告されているのヒトへの感染例は、2023年にカンボジア6例(うち死亡4例)、チリ1例、
中国1例、英国4例、2024年にカンボジアで5例(うち死亡1例)である。
⚫ 2022-2023年シーズン、2023-2024年シーズンは、世界的にH5N1が鳥類で流行しており、鳥類以外の哺乳
動物でも感染事例が報告されている。
・ 2023-2024シーズンは、国内の家きんにおいても、9県10例の発生が報告(2024年3月22日時点)。
・ 哺乳類では、2021-2022シーズンに、キツネ及びタヌキの死亡個体各1例、 2022-2023シーズンにキツネ
の死亡個体2例からH5N1の検出が報告されている。





<厚生労働省の主な対応>

◼ 感染症法に基づく2類感染症、及び検疫法に基づく検疫感染

※厚生労働省HPでヒトでの発生状況を公表

症に位置づけ
◼ 家きん農場従事者等の健康状態の把握や防疫従事者への感染

防御策の徹底について、通知を発出
◼ 家きんでの発生事例について、全国の自治体に対し情報提
供を実施
◼ 自治体(地方衛生研究所)の検査体制の整備
◼ WHOや専門家ネットワーク等を活用した情報収集・分析

◼ 国立感染症研究所リスクアセスメントの発信