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【参考資料2-5】プレパンデミックワクチンの今後の備蓄の種類について (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40300.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第85回 5/27)《厚生労働省》 |
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国立感染症研究所による鳥インフルエンザA(H5N1)のリスクアセスメント結果について
引用:国立感染症研究所HP(2024.4.17掲載)
【海外渡航者が感染するリスク】
⚫ 海外でのヒト感染例の多くは感染した家きん類等との接触による散発的な感染であり、効率的なヒトーヒト感染を示唆する情
報はないことから、鳥類への曝露機会がない海外渡航者が感染する可能性は低い。
⚫ 海外渡航者は、家きん市場や生きた鳥類、鳥類や哺乳類の死骸に不用意に近づかないように注意すべきである。
【国内で鳥、哺乳類への接触者が感染するリスク】
⚫ これまで国内で明らかなヒト感染例の報告はなく、ヒトへの感染性が高くなったという証拠は無いことから、鳥類への曝露機
会がない人々への感染リスクは低い。一方、国内でも鳥類でのHPAIV(H5N1)検出事例の報告が過去最多となっていることから、
生きた鳥類や鳥類の死骸に不用意に近づかないように注意すべきである。また、同様に哺乳類からヒトが感染するリスクも低
いものの、国外で哺乳類の感染例の報告が増加していること、国内でも限定的ながら哺乳類での検出事例の報告があることか
ら、哺乳類の死骸にも不用意に近づかないように注意すべきである。
【HPAIV(H5N1)がヒトへの感染性を獲得するリスク】
⚫ HPAIV(H5N1)について、哺乳類への適応やヒトへの感染性が高くなるウイルス学的性質の獲得に関する証拠は限定的であり、
疫学的にも効率的なヒトーヒト感染の証拠はない。ただし、動物で感染が拡大する中でアミノ酸変異が蓄積して、ヒトへの感
染性がより高くなったウイルスが今後出現する可能性は否定できないことから、引き続き動物での発生動向を監視する必要が
ある。
【HPAIV(H5N1)がヒトでパンデミックを引き起こすリスク】
⚫ HPAIV(H5N1)は効率的にヒトからヒトへ感染する能力を獲得しておらず、現時点ではヒトでのパンデミックに至る可能性は低
いが、世界的に鳥類での感染拡大が認められ、哺乳類の感染例も多数報告されていることから、HPAIV(H5N1)へのヒトの曝露
機会が増加しており、今後も散発的なヒト感染例が報告される可能性は高い。鳥類や哺乳類からのヒトの接触頻度や感染リス
ク、そこからウイルスが効率的にヒトからヒトに感染する能力を獲得するリスクを定量的に見積もるには十分な知見がないが、
今後も感染動物とヒトとの接触機会を極力避けつつ、継続して発生動向を監視し、適時にリスク評価を行う必要がある。
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引用:国立感染症研究所HP(2024.4.17掲載)
【海外渡航者が感染するリスク】
⚫ 海外でのヒト感染例の多くは感染した家きん類等との接触による散発的な感染であり、効率的なヒトーヒト感染を示唆する情
報はないことから、鳥類への曝露機会がない海外渡航者が感染する可能性は低い。
⚫ 海外渡航者は、家きん市場や生きた鳥類、鳥類や哺乳類の死骸に不用意に近づかないように注意すべきである。
【国内で鳥、哺乳類への接触者が感染するリスク】
⚫ これまで国内で明らかなヒト感染例の報告はなく、ヒトへの感染性が高くなったという証拠は無いことから、鳥類への曝露機
会がない人々への感染リスクは低い。一方、国内でも鳥類でのHPAIV(H5N1)検出事例の報告が過去最多となっていることから、
生きた鳥類や鳥類の死骸に不用意に近づかないように注意すべきである。また、同様に哺乳類からヒトが感染するリスクも低
いものの、国外で哺乳類の感染例の報告が増加していること、国内でも限定的ながら哺乳類での検出事例の報告があることか
ら、哺乳類の死骸にも不用意に近づかないように注意すべきである。
【HPAIV(H5N1)がヒトへの感染性を獲得するリスク】
⚫ HPAIV(H5N1)について、哺乳類への適応やヒトへの感染性が高くなるウイルス学的性質の獲得に関する証拠は限定的であり、
疫学的にも効率的なヒトーヒト感染の証拠はない。ただし、動物で感染が拡大する中でアミノ酸変異が蓄積して、ヒトへの感
染性がより高くなったウイルスが今後出現する可能性は否定できないことから、引き続き動物での発生動向を監視する必要が
ある。
【HPAIV(H5N1)がヒトでパンデミックを引き起こすリスク】
⚫ HPAIV(H5N1)は効率的にヒトからヒトへ感染する能力を獲得しておらず、現時点ではヒトでのパンデミックに至る可能性は低
いが、世界的に鳥類での感染拡大が認められ、哺乳類の感染例も多数報告されていることから、HPAIV(H5N1)へのヒトの曝露
機会が増加しており、今後も散発的なヒト感染例が報告される可能性は高い。鳥類や哺乳類からのヒトの接触頻度や感染リス
ク、そこからウイルスが効率的にヒトからヒトに感染する能力を獲得するリスクを定量的に見積もるには十分な知見がないが、
今後も感染動物とヒトとの接触機会を極力避けつつ、継続して発生動向を監視し、適時にリスク評価を行う必要がある。
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