よむ、つかう、まなぶ。
【資料1】電子カルテ情報共有サービスの運用等にかかる課題について (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40268.html |
出典情報 | 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第22回 6/10)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
医療情報閲覧におけるFHIR対応について
基盤WGのとりまとめ(R5.3)では、6情報の閲覧について「まずは、特定健診情報や薬剤情報等の閲覧と同様に XML/PDF の
ファイル形式で医療機関等へ提供する。今後電子カルテ上での表示の仕方に関しても議論を進める。」としていた。
課題
標準規格化された電子カルテ情報を、効率的に活用する(例:アレルギー情報等を取り込む 等)ために、電子カルテ情報共有
サービスにおける連携する情報の形式についてどのように考えるか。
■現行の想定
■見直し案
電子カルテ情報 オンライン資格
共有サービス 確認等システム
電子カルテ
電子カルテ
電子カルテ
電子カルテ情報 オンライン資格
共有サービス 確認等システム
← 要求
→出力
(JSONで定義)
医療機関閲覧用
の加工データ
→出力
→結果
○ オンライン資格確認等システムで提供される形式に合わせて最
低限の情報が共有できる。
デメリット
○ 情報をカルテに保存することや、取得したデータの活用が制限さ
れることで、医療機関の運用改善や情報の拡充が限定的となる。
○海外の事業者・研究者においてHL7 FHIR対応アプリケーション
の開発が進む中、日本だけは独自の形式で対応する必要がある。
→結果
形式データ
PDFに表示する項目に
合わせた形式
(XML/PDFファイルで
共有)
メリット
電子カルテ
← 要求
(JSONで定義)
メリット
PDFに表示する項目に
合わせた形式
(XML/PDFファイルで
共有)
(JSONで定義)
○ HL7FHIR 形式で情報連携したものを、そのまま構造情報を維持したま
まHL7FHIR形式で共有できる。
○ 異なるシステム間のデータ交換が容易になる(RESTfulAPIの活用等)。
○ HL7 FHIR形式で構造化された情報がリソース単位で活用できる。
デメリット
○ システムベンダがHL7 FHIR形式での取得に対応するため、追加的
に開発を行う必要がある。
対応案
電子カルテ情報共有サービスで共有するファイル形式においては、従来のPDFに表示する項目に合わせた形式に加え、
HL7 FHIR形式でも共有する。共有されるHL7 FHIR形式の情報への対応は現状では任意としつつ、将来的にはHL7 FHIR形式への
統一や、RESTfulAPIでの接続を目指してはどうか。
2
基盤WGのとりまとめ(R5.3)では、6情報の閲覧について「まずは、特定健診情報や薬剤情報等の閲覧と同様に XML/PDF の
ファイル形式で医療機関等へ提供する。今後電子カルテ上での表示の仕方に関しても議論を進める。」としていた。
課題
標準規格化された電子カルテ情報を、効率的に活用する(例:アレルギー情報等を取り込む 等)ために、電子カルテ情報共有
サービスにおける連携する情報の形式についてどのように考えるか。
■現行の想定
■見直し案
電子カルテ情報 オンライン資格
共有サービス 確認等システム
電子カルテ
電子カルテ
電子カルテ
電子カルテ情報 オンライン資格
共有サービス 確認等システム
← 要求
→出力
(JSONで定義)
医療機関閲覧用
の加工データ
→出力
→結果
○ オンライン資格確認等システムで提供される形式に合わせて最
低限の情報が共有できる。
デメリット
○ 情報をカルテに保存することや、取得したデータの活用が制限さ
れることで、医療機関の運用改善や情報の拡充が限定的となる。
○海外の事業者・研究者においてHL7 FHIR対応アプリケーション
の開発が進む中、日本だけは独自の形式で対応する必要がある。
→結果
形式データ
PDFに表示する項目に
合わせた形式
(XML/PDFファイルで
共有)
メリット
電子カルテ
← 要求
(JSONで定義)
メリット
PDFに表示する項目に
合わせた形式
(XML/PDFファイルで
共有)
(JSONで定義)
○ HL7FHIR 形式で情報連携したものを、そのまま構造情報を維持したま
まHL7FHIR形式で共有できる。
○ 異なるシステム間のデータ交換が容易になる(RESTfulAPIの活用等)。
○ HL7 FHIR形式で構造化された情報がリソース単位で活用できる。
デメリット
○ システムベンダがHL7 FHIR形式での取得に対応するため、追加的
に開発を行う必要がある。
対応案
電子カルテ情報共有サービスで共有するファイル形式においては、従来のPDFに表示する項目に合わせた形式に加え、
HL7 FHIR形式でも共有する。共有されるHL7 FHIR形式の情報への対応は現状では任意としつつ、将来的にはHL7 FHIR形式への
統一や、RESTfulAPIでの接続を目指してはどうか。
2