参考資料4一]

令和5年度 指定12 区域の評価(概要)

令和6年6月4日
内閣府特命担当大臣(地方創生)
自 見 はなこ
! . 趣旨
へ 国家戦略特別区域法第 12 条及び国家戦略特別区域基本方針に基づき、指定 12 区域で認
定を受けた事業に関し、令和5年度未までの進捗状況について、 区域会議が評価。
ぐへ 基本方針で定めている「特定事業の進捗状況」等の7項目を踏まそえ、主に、①認定区域計画
の進捗状況、②令和5年度の新規活用事業数、③令和5年度の新規提案数について評価。
ぐへ 令和5年度示までに全国展開された規制の特例措置は評価の対象から除外。

I. 各区域の評価結果
※ 実績の数値に特に記載のない場合は、令和5年度の単年度実績

1. 東京圏

(1) 東京都

【認定区域計画の進捗】達成は 62 事業、進行中は 19 事業、要推進は2事業。

【新規活用事業数】新規の活用事業数は6件であり、高く評価できる。

【新規提案数】新規の提案数は 13 件(「金融・資産運用特区」に関する提案 10 件を含む)で
あり、 極めて高く評価できる。

【主な成果】
*国家戦略都市計画建築物等整備事業、国家戦略民間都市再生事業、国家戦略住宅整備事
業、国家戦略特別区域地区計画等建築物整備事業
新たに4件の都市再生プロジェクトを追加し、経済波及効果が 21 兆円と大きく、 産業の国際
競争力及び国際的な経済活動の拠点の形成に貢献している。
※渋谷区から提案のあった「外国人創業活動における事業継続性判断の明確化」が、 特例措
置化を経ず、令和5年4月1日に全国措置として実現された。
※都の提案により特例措置化された「公証人役場外定款認証事業」が、令和6年3月1日に全
国措置された。

(2) 神奈川県
【認定区域計画の進捗】達成は 13 事業、進行中は1事業、要推進は1事業。
【新規活用事業数】新規の活用事業数は0件であり、 活用に努めるべきである。
【新規提案数】新規の提案数は1件であり、 評価できる。
【主な成果】
・国家戦略特別区域家事支援外国人受入事業
外国人家事支援人材の受入れが 1.414 人(昨年度比十281 人)にのぼり、家事支援サービス
の利用回数も 20.830 回(昨年度比十2.736 人)と増加しており、女性の活躍推進や家事支援ニ
ーズへの対応に貢献している。