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総-2○費用対効果評価専門組織からの報告について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00257.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第590回 6/12)《厚生労働省》
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(参考)テゼスパイアの費用対効果評価案策定に係る主な検討事項
1. 分析枠組み
既存治療によってもコントロールできない難治性喘息
(a)2型喘息(血中好酸球数≧150/μL 又は IgE 抗原感作陽性)

分析対象集団

(a-1)2型喘息(血中好酸球数≧150/μL かつ IgE 抗原感作陰性)
(a-2)2型喘息(IgE 抗原感作陽性)
(b)非2型喘息(血中好酸球数<150/μL かつ IgE 抗原感作陰性)
(a-1)既存の生物学的製剤(メポリズマブ、ベンラリズマブ、デュピルマブ)のうち最も
安価なもの

比較対照技術名

(a-2)オマリズマブ
(b)標準療法*(評価対象技術: テゼペルマブ+標準療法)
*標準療法は、吸入 β2 刺激薬、吸入ステロイド薬等

(a)2型喘息(血中好酸球数≧150/μL 又は IgE 抗原感作陽性)の集団については以
下の感度分析を実施する。
分析対象集団:
(a-1)好酸球性喘息(抗 IL-5抗体/IL-5Rα抗体が投与)

その他

(a-2)アトピー型喘息(抗 IL-5抗体/IL-5Rα抗体以外の生物学的製剤が投与)
比較対照技術名:
(a-1)ベンラリズマブ
(a-2)オマリズマブ

2. 分析枠組みに係る専門組織での主な検討事項
公的分析は、上記の分析枠組み(分析対象集団と比較対照技術)を主張し、企業はその他に記載
のある分析枠組みを主張した。
(専門組織(1回目)の見解)


臨床実態をどの程度考慮すべきかについては、分析を行うに当たっての実現可能性や、データが
存在するかどうかということを含めて議論をする必要があるのではないか。



議論を踏まえ、公的分析を基本としつつ、臨床実態について論点となっているところである血中
好酸球数≧150/μL 又は IgE 抗原感作陽性の患者群については、感度分析として分析を行ってはど
うか。

(企業の不服意見)


企業の主張する分析枠組みがより臨床実態に即しており、採用するべきと考える。

(専門組織(2回目)の見解)
公的分析枠組みを採用し、企業案は感度分析として位置づけたうえで、感度分析の内容等も含
めて、専門組織で議論していくという方向が良いのではないか。

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