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資料1_第5回検討会における主なご意見 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40774.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第6回 6/17)《厚生労働省》
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ないことから地域連携薬局や専門医療機関連携薬局ができており、その中で機能が重複
したりしている。そのため、自分の薬局が 12、13 ページにある薬局の機能に対応してい
るかについて、地域の薬剤師会がまとめて表を作れば誰が何をやっているかすぐわかり、
足りない機能もわかるようになると考えられる。
5. 健康サポート機能はこれから高齢化が進んでいく中で大事であり、特に外来診療も訪問
診療もやる診療所から見ると、外来の患者の数が圧倒的に多く、そういう患者の病気が
進行しないことや、指導が行き届かないところを薬局薬剤師に指導を手伝っていただけ
るというのは、本当に助かると思っている。
6. 健康サポート薬局の数が増えていない理由が 24 時間対応にあるのであれば、昼間の時間
にしっかり機能を果たしていただくことも重要であると考えられる。クリニックとして
は、外来患者への対応として健康サポート機能も含め頑張っていただく薬局と在宅に対
応いただく薬局、両方に対応いただく薬局が、地域でわかるようになっていくとありが
たい。
7. 医療従事者、例えば訪問看護ステーションや医療機関に対して、この薬局はどういう機
能を持っているかという説明と、一般的な患者さんに対しての説明は分けていいと思う。
同じ説明だと分からなくなってしまうのではないか。
8. 患者、地域住民の方の目線で考えた場合に、健康サポート薬局は病気になる前の段階か
ら関わってもらえる薬局、そして、いざ病気になってしまったら主に対応してもらえる
薬局が地域連携薬局等の認定薬局であるという考え方の下に再度整理をして、明確化し
ていったらよい。
9. 患者としては、病気の前の予防的なところに加え、病気になってからも同じ薬局を使い
続けたいと思うわけであり、その中で、特に抗がん剤などに特化して、一般的な薬局で
は対応できないところが専門医療機関連携薬局だとか、あるいは在宅医療ということに
なったら、今、在宅医療により対応している薬局などを利用することも考えられるので、
特化したところが認定薬局だというような見せ方を患者側にしていただかないと、誤解
が生じてしまうと考える。
10.薬局の機能について、
「拠点となる薬局が必要」という括弧書きが幾つか記載されている
が、その地域の中でジェネラルな役割についてはしっかりと個々の薬局が対応しなけれ
ばいけないと思うので、拠点があれば何でも解決するということではない。例えば無菌
製剤などは設備の問題があり地域の中で拠点という考え方は十分理解できるが、その他
の一般的な機能・役割について、例えば医療用麻薬は、既に5万 2000 軒が免許を持って
おり、これを拠点にするかについては議論が必要。輪番か拠点かということについては、
地域の実情に応じて効率のよい医療と医薬品供給の体制を作るという観点で、これは輪
番、これは拠点というふうにがっちり固め過ぎないようにしていただいたほうがいい。

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