保険者におけるデータ登録の迅速化と
受診時のマイナ保険証による資格確認の円滑化に向けた対応
○ 会計検査院「マイナンバー制度における地方公共団体による情報照会の実施状況について」(令和６年5月15日)
において、現状に即した医療保険給付関係情報のデータ登録が行われていない旨の指摘がなされているとともに、
現在、医療機関等の現場において、マイナ保険証を利用した際や、健康保険証で受診しオンライン資格確認端末
で資格確認を行った際に、新資格が登録されていないことで「資格無効」となっているとの意見がある。
○ このような状況を踏まえ、マイナ保険証の一層の利用促進とマイナ保険証を基本とする仕組みへの円滑な移行
に向けて早期に状況が改善されるよう、保険者において以下について対策を行う。

１．保険者におけるデータ登録の迅速化
保険者におけるデータ登録の迅速化のため、チェックリスト等を参考に事務フローの点検を行い、その結果に
基づく改善計画を策定したうえで必要な取組を行うことを求める。

２．受診時のマイナ保険証による資格確認の円滑化
マイナ保険証を基本とする仕組みへの移行を進めるため、マイナ保険証により医療機関等を受診した際、
データ登録が行われないまま受診することがないよう、保険者等から加入者に対し、
・ データ登録が完了しマイナ保険証が使えるようになるまでに要する期間の提示や、
・ データ登録が完了したことを資格情報のお知らせなどを利用して確実にお知らせする
などの対応を徹底するよう求める。

⇒ 早期に状況が改善されるよう、１.の改善計画の策定状況と２.の対応状況につき、
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