よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


03資料1小児肺炎球菌ワクチンについて[1.5MB] (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41548.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第61回 7/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【1】沈降20価肺炎球菌結合型ワクチンについて (2)定期接種の対象者及び接種方法について

定期接種の対象者、接種方法及び用いるワクチン等について(小括)
まとめ
【PCV20の薬事上の規定】
• 薬事承認されたPCV20の接種対象者及び接種方法については、薬事上、PCV15と比較して大きな違いはない。
【小児肺炎球菌ワクチンの現行の予防接種法上の規定】
• 予防接種法施行令における、接種対象者の規定に係る部分については、PCV13およびPCV15とPCV20に薬事上
の差異はない。
• さらに、事務運用の詳細を「予防接種実施要領(健康局長通知)」として整理し、その中で標準的な接種時期を
示している。
【ワクチン小委員会での議論】
• PCV20はPCV13及びPCV15と比較して有効性の向上が期待でき、安全性に差がないと考えられる。
また、接種に係る費用が増加しない見込みであることが企業から示された。
【その他】
• 製造販売業者より、PCV20の発売と同時に、PCV13の供給を停止する意向が示されている。

方向性(案)
• 現行のPCV20の規定や小委員会での議論を踏まえ、PCV20を定期接種に用いるワクチンに位置づけてはどうか。
その際、薬事上の承認内容に合わせて関係規定を見直してはどうか。
• PCV20はPCV13及びPCV15と比較して有効性の向上が期待でき、安全性に差がないと考えられる。ただし、現場の
運用上、PCV20に速やかに移行できない場合でも、肺炎球菌ワクチンの接種を確実に行う観点から、当面の間は
PCV15も使用できることとしてはどうか。

• PCV13については、製造販売業者からPCV20の発売と同時に供給を停止する意向が示されているため、PCV13の供
給停止後に定期接種に位置づけるワクチンから除いてはどうか。

12