よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


03資料1小児肺炎球菌ワクチンについて[1.5MB] (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41548.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第61回 7/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【1】沈降20価肺炎球菌結合型ワクチンについて (1)これまでの経緯等

沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)に関するワクチン評価小委での議論

【PCV20に関する背景及び小委における結論】
○ PCV20は、令和6年3月に、小児における肺炎球菌による侵襲性感染症の予防を目的に薬事承認された。
○ PCV20が、現行のPCV13及びPCV15と比べてIPDにおいて予防する血清型の割合を向上させることから、
PCV20に現行のPCV13及びPCV15を上回る有効性が期待できると考えられる。
○ PCV20はPCV13及びPCV15と比較して有効性の向上が期待でき、安全性に差がなく、接種に係る費用が増加
しない見込みであることを踏まえ、PCV20を定期接種に用いるワクチンに位置づける方向性で、基本方針部
会等で更に検討を進める。

【小委における意見】
○ 血清型のカバー率が広いPCV20は、より効果が期待できると考えられる。
○ 臨床試験において、PCV15とPCV20を比較した試験はなく、PCV20がより有効性が期待できることについて
は、理論上の期待であることに注意が必要。
○ どのワクチンがより好ましいのかということを明示することは、接種を受ける方々にとって分かりやすい情報
提供となる。
○ 15価から20価への接種するワクチン製剤の変更の可否についてしっかりと注意喚起をしていくことが望ましい

6