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04資料2帯状疱疹ワクチンについて[1.8MB] (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41548.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第61回 7/18)《厚生労働省》
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A類疾病とB類疾病
◇ A類疾病
①人から人に伝染することによるその発生及びまん
延を予防するため


集団予防目的に比重を置いて、直接的な集団予防
(流行阻止)を図る
ジフテリア、百日せき、急性灰白髄炎、麻しん、風しん、結核、痘そ
う、Hib感染症、肺炎球菌感染症(小児)、水痘、ロタ

②かかった場合の病状の程度が重篤になり、若しくは重
篤になるおそれがあることからその発生及びまん延を
予防するため


致命率が高いことによる重大な社会的損失の防止を図


<定期接種における公的関与、費用負担等>
○ 接種の努力義務:あり
○ 市町村長による勧奨:あり
○ 接種費用の負担
:市町村(9割程度を地方交付税措置)
低所得者以外から実費徴収可能
○ 健康被害救済の水準:高額
例:障害年金1級(534万円/年)、
死亡一時金(4,670万円)

日本脳炎、破傷風



感染し長期間経過後に、死に至る可能性の高い疾病と
なることがあり、重大な社会的損失を生じさせる
HPV、B型肝炎

◇ B類疾病

○ 接種の努力義務:なし

③個人の発病又はその重症化を防止し、併せて
これによりそのまん延の予防に資するため

○ 市町村長による勧奨:なし



個人予防目的に比重を置いて、個人の発病・重症化防
止及びその積み重ねとしての間接的な集団予防を図る
インフルエンザ、肺炎球菌感染症(高齢者)、新型コロナ

○ 接種費用の負担
:市町村(3割程度を地方交付税措置)
低所得者以外から実費徴収可能
○ 健康被害救済の水準:低額
例:障害年金1級(297万円/年)、
遺族一時金(778万円)

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