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04資料2帯状疱疹ワクチンについて (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41548.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第61回 7/18)《厚生労働省》 |
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【1】帯状疱疹ワクチンについて (1)これまでの経緯、小委員会での議論等
帯状疱疹ワクチンに係るこれまでの経緯
○
帯状疱疹ワクチンについては、ワクチン評価に関する小委員会において議論を重ねてきており、令和6年6月の
小委員会において、ファクトシートに基づき議論を行った結果、基本方針部会で更に議論を進めることとなった。
平成28年3月 阪大微研が製造する『乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」』について、「50歳以上の者に対する帯状疱疹の予防」に対する「効果・効
能」が追加承認された。
平成28年6月 第4回ワクチン評価に関する小委員会において、帯状疱疹ワクチンを定期接種で使用することの是非に関する検討について、国立感染
症研究所に帯状疱疹に関するファクトシートを作成を依頼すること等について了承された。
平成29年2月 ファクトシートに基づき、帯状疱疹の疾病負荷や、帯状疱疹ワクチンを定期の予防接種で用いる場合に期待される効果や安全性につい
て議論が行われ、我が国における帯状疱疹の疾病負荷が十分に明らかになっていないとされた。
平成29年4月 平成29年度厚生労働科学特別研究事業において、「診療情報データベースを用いた帯状疱疹の疫学等に関わる研究」を池田委員に立ち
上げていただき、診療報酬データべース(NDB)等を用いて、帯状疱疹による全国の疾病負荷の推計、費用対効果の試算等を開始。
平成30年3月 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックスⓇ筋注用)が薬事承認された。
平成30年5月
第8回 ワクチン評価に関する小委員会において、乾燥組換え帯状疱疹ワクチンについて、ジャパンワクチンより主要な臨床試験成績
等の概要について、報告された。
平成30年6月 第9回ワクチン評価に関する小委員会において、帯状疱疹の特徴や疾病負荷、有効性、安全性、帯状疱疹ワクチンの医療経済学的評価
等について議論し、疾病負荷は一定程度明らかとなったものの、引き続き、期待される効果(有効性の持続期間等)や導入年齢に関して
は検討が必要とされた。
令和5年11月 第21回ワクチン評価に関する小委員会において、知見の一定の集積を踏まえ、「組換えワクチンに関する知見(有効性、安全性、費用
等)」「生ワクチンに 関する新たな知見(有効性の持続期間等)」「組換えワクチンも含めた中立的な費用対効果評価」等の観点 で、
ファクトシートへの追記を国立感染症研究所に依頼した。
令和6年6月 国立感染症研究所によって帯状疱疹ワクチンに関するファクトシートが改訂された。ファクトシートを基に、第26回ワクチン評価に関
する小委員会において議論され、疾病負荷、ワクチンの安全性・有効性、費用対効果等を踏まえて技術的な観点から生ワクチン・組換
えワクチンの両方を定期の予防接種に用いてよいとされ、引き続き予防接種基本方針部会において議論を進めることとされた。
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帯状疱疹ワクチンに係るこれまでの経緯
○
帯状疱疹ワクチンについては、ワクチン評価に関する小委員会において議論を重ねてきており、令和6年6月の
小委員会において、ファクトシートに基づき議論を行った結果、基本方針部会で更に議論を進めることとなった。
平成28年3月 阪大微研が製造する『乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」』について、「50歳以上の者に対する帯状疱疹の予防」に対する「効果・効
能」が追加承認された。
平成28年6月 第4回ワクチン評価に関する小委員会において、帯状疱疹ワクチンを定期接種で使用することの是非に関する検討について、国立感染
症研究所に帯状疱疹に関するファクトシートを作成を依頼すること等について了承された。
平成29年2月 ファクトシートに基づき、帯状疱疹の疾病負荷や、帯状疱疹ワクチンを定期の予防接種で用いる場合に期待される効果や安全性につい
て議論が行われ、我が国における帯状疱疹の疾病負荷が十分に明らかになっていないとされた。
平成29年4月 平成29年度厚生労働科学特別研究事業において、「診療情報データベースを用いた帯状疱疹の疫学等に関わる研究」を池田委員に立ち
上げていただき、診療報酬データべース(NDB)等を用いて、帯状疱疹による全国の疾病負荷の推計、費用対効果の試算等を開始。
平成30年3月 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックスⓇ筋注用)が薬事承認された。
平成30年5月
第8回 ワクチン評価に関する小委員会において、乾燥組換え帯状疱疹ワクチンについて、ジャパンワクチンより主要な臨床試験成績
等の概要について、報告された。
平成30年6月 第9回ワクチン評価に関する小委員会において、帯状疱疹の特徴や疾病負荷、有効性、安全性、帯状疱疹ワクチンの医療経済学的評価
等について議論し、疾病負荷は一定程度明らかとなったものの、引き続き、期待される効果(有効性の持続期間等)や導入年齢に関して
は検討が必要とされた。
令和5年11月 第21回ワクチン評価に関する小委員会において、知見の一定の集積を踏まえ、「組換えワクチンに関する知見(有効性、安全性、費用
等)」「生ワクチンに 関する新たな知見(有効性の持続期間等)」「組換えワクチンも含めた中立的な費用対効果評価」等の観点 で、
ファクトシートへの追記を国立感染症研究所に依頼した。
令和6年6月 国立感染症研究所によって帯状疱疹ワクチンに関するファクトシートが改訂された。ファクトシートを基に、第26回ワクチン評価に関
する小委員会において議論され、疾病負荷、ワクチンの安全性・有効性、費用対効果等を踏まえて技術的な観点から生ワクチン・組換
えワクチンの両方を定期の予防接種に用いてよいとされ、引き続き予防接種基本方針部会において議論を進めることとされた。
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