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資料3 シーリングに関する研究の報告(日本専門医機構提出資料) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41573.html
出典情報 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第1回 7/19)《厚生労働省》
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研究目的・方法
研究目的
○ 日本専門医機構がもつデータ、専攻医に対する網羅的なアンケート調査、ならびに現時点で利用可能なデータを用
いて、現在行われているシーリングが医師の地域・診療科偏在に対する効果を検証することである。


さらに、専攻医がいかにして専門研修を行う都道府県や診療科を選択しているのか、その要因の分析を試みる。

研究方法


データベース解析
専攻医の研修履歴情報等のデータベースを、匿名化して
抽出し、卒業大学所在地、臨床研修実施病院所在地、専門
研修プログラム期間中の研修施設所在地、専門研修後の勤
務地について集計・分析
調査内容:
・専攻医が専門医取得するまでの間の都道府県移動
・専攻医期間中の医師不足地域への勤務状況
・研修プログラム不合格者の動向分析
・大学・臨床研修・専門研修実施地と勤務地の関係把握
・シーリング設定が専門研修プログラム採用者数に与えた
影響の確認


アンケート調査
専門研修プログラム専攻医アンケート調査(以下「専攻
医調査」)、専門研修プログラム統括責任者アンケート調
査(以下「責任者調査」)の2種類をWEB形式で実施

①専攻医調査
対象:2020年度~2023年度に19基本領域の
専門研修プログラムに登録した専攻医
(既にプログラムを修了した者を含む)
回答率:46.3%(15,857名/36,427名)
主な調査項目:属性、経歴、プログラム選択要因、
専門研修修了後の進路等
②責任者調査
対象:基本領域19領域の専門研修プログラム統括責任者
回答率:60.5%(2,249名/3,716名)
対象:基本領域19領域の専門研修プログラム統括責任者
主な調査項目:属性、シーリングへの対応や影響につい
て、専門研修プログラム作成について等


海外調査
ドイツ及びフランスの専門医の偏在対策調査

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