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資料4 横野構成員提出資料 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41688.html
出典情報 ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ(第7回 7/23)《厚生労働省》
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旧優生保護法に関する最高裁大法廷判決(令和6年7月3日 )

不妊手術に関する優生保護法の規定について
⚫ 立法目的が「専ら,優生上の見地,すなわち,不良な遺伝形質を淘汰し優良な遺伝形質を
保存することによって集団としての国民全体の遺伝的素質を向上させるという見地から,
特定の障害等を有する者が不良であるという評価を前提に,その者又はその者と一定の親
族関係を有する者に不妊手術を受けさせることによって,同じ疾病や障害を有する子孫が
出生することを防止することにある」と認定
⚫ 憲法13条および14条に違反することを明示

⚫ 本件規定に係る国会議員の立法行為自体が,国家賠償法上違法の評価を受けると判断
⚫ 補足意見では「立法府が,非人道的かつ差別的で,明らかに憲法に違反する立法を行い,
これに基づいて,長年に及ぶ行政府の施策の推進により,全国的かつ組織的に,極めて多
数の個人の尊厳を否定し憲法上の権利を侵害するに至った被害の回復に関する事案であ
る」との見解が示されており,遺伝にかかわる理由での差別を防止するための立法府・行
政府の取り組みの重要性は従前よりも高まっている

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