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資料2-11       HPVワクチン接種後の失神関連副反応疑いについて[890KB] (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》
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シルガード 9 の失神に関連する副反応疑い資料


国内の発現状況
販売開始(令和 3 年 2 月 24 日)から令和 6 年 3 月 31 日までに、予防接種法上の副反応疑
い報告、自発報告により収集された、シルガード 9 接種後に発現した副反応が疑われる症状
のうち、ICH 国際医薬用語集日本語版(MedDRA/J 26.1)の基本語(PT: Preferred Terms)が
「意識消失」、「失神」、「失神寸前の状態」、「ショック」、「神経原性ショック」、
「意識レベルの低下」及び「意識変容状態」に該当する症状の発現例は 133 例(発生率 10
万接種あたり 7.9 例)でした。このうち、意識消失のあった症例は 76 例(発生率 10 万接種
あたり 4.5 例)でした。



海外の発現状況
シルガード 9 の国際的な製造販売開始(2014 年 12 月)から 2023 年 6 月 9 日までの世界に
おける推定出荷数量は約 2 億 185 万回分でした。1 人あたりの接種回数を 3 回と仮定する
と、製造販売開始から 2023 年 6 月 9 日までの推定接種者数は約 6,728 万人となります。ま
た、外国症例における、医療関係者からの自発報告として収集した、ガーダシル接種後に発
現した副反応が疑われる症状のうち、MedDRA/J 26.0 の基本語が「意識消失」、「失神」、
「失神寸前の状態」、「ショック」、「神経原性ショック」、「意識レベルの低下」及び
「意識変容状態」に該当する症状の発現例は 3,316 例(発生率 10 万接種あたり 1.6 例)でし
た。このうち、意識消失のあった症例は 2,812 例(発生率 10 万接種あたり 1.4 例)でした。

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