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資料1-1 ワーキンググループにおける評価結果【No.2024-1】 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42226.html
出典情報 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第38回 8/9)《厚生労働省》
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図 2-1 定位的頭蓋内脳波(SEEG)

図 2-1 SEEG に用いるロボット支援

8-1.

図 2-2 硬膜下電極(SDE)

要望の妥当性について

医療上の有用性





ウ(該当しない)





疾患の重篤性



エ(該当しない)

【医療上の有用性に関するコメント】
本品の対象は薬剤抵抗性の焦点性てんかんである。原因としては、脳形成異常、脳腫
瘍、脳血管障害後、頭部外傷後、脳炎後等があり多岐にわたる。薬剤抵抗性のてんかん
に対しては、まずは外科的治療が考慮される。外科的治療には根治的な焦点切除術や緩
和的な脳梁離断術(左右の大脳半球を連絡する繊維束である脳梁を離断することによっ
て、片側の大脳で生じた興奮が両側に拡がるのを抑制する治療法)等がある。
「てんかん
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診療ガイドライン 2018」
(2022 年追補版) では、
「てんかん原性脳領域が検査で診断可
能であり、かつその領域を切除しても後遺症がないか受容可能な範囲の後遺症が考えら
れる場合は、外科的切除の対象となる。」とされている。てんかんの焦点が切除可能であ
れば根治的な焦点切除術の適応となるが、そのような患者の割合は 30%弱と推定されて
いる1。根治的な治療の対象とならない患者が本品の対象となるが、薬剤抵抗性の外科的
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