結語
• 日本皮膚科学会は日本美容皮膚科学会と協力し、適切な美容医療につい
て会員への啓発を続ける。会員以外の医師に啓発できず苦慮しており、
質の悪い美容医療による健康被害を食い止めるため、行政の役割にも期
待している。
• 美容医療によるトラブルにおいて、事例の行政への報告方法等が十分に
明らかになっていない。
• 美容医療の適切な選択に資するよう、医師の教育・研修の状況（例：美
容皮膚科・レーザー指導専門医）、医療機関における相談体制（例：美
容医療・医師賠償補償制度）を、患者によりわかりやすく示す工夫が必
要ではないか。
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