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近未来健康活躍社会戦略 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42966.html
出典情報 「近未来健康活躍社会戦略」を公表します(8/30)《厚生労働省》
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世界の感染症対策を牽引する、感染症危機管理体制の構築
次のパンデミックを見据えた感染症危機管理体制を構築することは、我が国の喫緊の課題。コロナ禍の経験も踏まえ、
グローバルに影響する感染症の分野において世界をリードする体制を整備する。
➢ 新たに創設する国立健康危機管理研究機構(JIHS)を、感染症に関するあらゆる情報をつなぐ国内外のネットワークの
ハブとして位置づけることにより、情報が集約され、その情報に人材が引き寄せられ、革新的な研究が新たな価値を生
み出し、投資を呼び込む好循環を創出する。

国立健康危機管理研究機構(JIHS)の創設
◆ 2025年4月に、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを、感染症対応を中心に据えた組織として抜本的に再編
◆ 感染症の情報収集・分析体制を強化し、政府に質の高い科学的知見を迅速に提供
◆ 情報収集・分析・リスク評価機能、研究・開発機能及び臨床機能の全てが世界トップレベルである、世界の感染症
対策を牽引する「感染症総合サイエンスセンター」を目指す
◆ 平時から自治体(地方衛生研究所等)と情報収集・人材育成等を通じて協働・連携し、次の感染症危機に備える
臨床研究の基盤整備、人材育成
◆ 感染症の科学的知見の創出や医薬品等の研究開発を行う、
臨床研究ネットワークの充実
◆ 地域の感染症危機においてリーダーシップを発揮できる
人材を育成

予防接種事務のデジタル化の推進
◆ 予防接種データベースを整備し、接種情報やレセプト情報
等との連結解析等により、予防接種の有効性・安全性の更
なる分析を行う体制の構築

危機対応医薬品等の研究開発支援
◆ 重点感染症に対する医薬品等を開発し、円滑に利用できるよ
うにするための、包括的な体制の構築に向けた検討
◆ 企業が重点感染症に対する医薬品等への研究開発に乗り出
しやすくする環境の整備を検討

重層的サーベイランスの構築
◆ 新型コロナについて入国者を含めた重層的なサーベイランス
を継続、さらに下水サーベイランスを拡充
◆ 次の感染症危機に備え、急性呼吸器感染症サーベイランスの
あり方等を検討し、早期導入を目指す

※その他、新型インフルエンザ等対策政府行動計画の確実な実施や、薬剤耐性(AMR)対策への対応等も実施。

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