よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


近未来健康活躍社会戦略 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42966.html
出典情報 「近未来健康活躍社会戦略」を公表します(8/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

イノベーションを健康づくり・医療・介護に活かす環境整備
国民の健康・医療に対するニーズが多様化し、様々な領域でイノベーションが急速に進展している今こそ、国民のQOLの向上・
活力ある健康長寿社会の実現に向け、イノベーションの成果を自らの健康づくりや治療等に活かす環境整備を進める。
➢ 多様なイノベーション・最先端の技術を国民の健康に活かすことができるよう、医療等の現場での活用と、産業政策の
観点も踏まえたスタートアップ支援の両面から、効果的な取組を推進する。

リアルタイムの健康管理等に向けたウェアラブルデバイスの活用促進
◆ ウェアラブルデバイスに記録されるライフログデータ(睡眠・歩数等)を含むPHRについて、標準型電子カルテのアプリ
ケーション連携等を通じ、医療・介護現場での活用促進等を図る。こうした取組により、民間企業の製品開発の促進を
図る。
◆ 認知症の方等におけるウェアラブル端末等のデジタル技術の活用についても、ナショナルセンターを中心に地域で実
証的な研究等を実施

多様なイノベーション・最先端医療技術の開発支援
◆ 医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDISO)の機能強化
スタートアップからの承認申請・診療報酬等に関する要望を一元的に受け付ける窓口の設置などの支援策の検討
◆ CARISO(仮称:CARe Innovation Support Office)の立ち上げ
MEDISOと同様の一元的相談窓口を介護分野においても設置し、介護テックスタートアップからの相談・要望を
一括して受け付けるなどの支援策を整備する。
◆ AI等の革新的技術の活用を含むプログラム医療機器について、医療現場におけるエビデンス構築を推進するため、臨
床上の有用性を実証できる場を提供する等、医療機器の開発支援を推進

最先端医療への迅速なアクセスを可能にする、保険外併用療養費制度の見直し等の検討
◆ 国民皆保険を堅持しつつ、 昨今の医療技術の進歩と患者ニーズの高度化・多様化の観点から、保険収載も進めつつ、
民間保険の活用も含めた保険外併用療養費制度の見直しの検討を進める。

7