よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3_離島・へき地等における薬剤提供のあり方について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43483.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第9回 9/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

へき地におけるオンライン診療及び薬剤の提供に関する事例
事例

オンライン診療の実施状況の概要

薬剤提供の状況等

鳥羽市立神島診療所

◼ 週4回は島を訪れての対面診療を実施。オンライン診
療はそれ以外の曜日や夜間・休日、船の欠航等により
島を訪問できない日の代替手段として実施。

◼ 島内に薬局がないため、患者に本土の薬局ま
で行ってもらうこともある。2022年12月か
ら一部薬剤について、本土の薬局からのオン
ライン服薬指導+患者宅への配送の運用を開
始。

◼ 島内に居住する看護師が常駐し、患者の来院に対応。
患者が診療所に来院し、診療所内に設置したデバイス
によりオンライン診療を実施。機会は少ないが、夜
間・休日等に看護師が患者宅を訪問した上でオンライ
ン診療を実施することもある。

国立病院機構岩国医療
センター

◼ 医師が常駐していない柱島において、島民の診療機会
を担保するために月2回の出張診療に追加して月1回
のオンライン診療を実施。また、出張診療時に台風や
高波等の悪天候により医師が島へ出張できない日の代
替手段にもなっている。

◼ 薬剤の処方が必要な場合は、後日出張診療時
に手渡している。

◼ 患者が柱島診療所に来院し、診療所内に設置したデバ
イスで岩国医療センター内の医師とオンライン診療を
実施。看護師が診療日に柱島に渡航して、現地にいる
事務職員とともに来院した患者のオンライン診療に対
応。

山口県立総合医療セン
ターへき地医療セン
ター

◼ 週1回は島(相島)を訪れての対面診療を実施。オン
ライン診療は、船の欠航等により島へ訪問できない日
の代替手段として実施。医師不在時の緊急対応で実施
する場合もある。

◼ 薬剤の処方が必要な場合は、後日患者宅に配
送している。

◼ 島には看護師などの医療従事者が常駐していないため、
現地デイサービスに勤めるケアマネージャーにオンラ
イン診療時の通信機器の操作を補助してもらっている。
出典:「オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集」令和5年8月厚生労働省医政局総務課を元に医薬局総務課において作成

10