へき地における医師、薬剤師不在時の薬剤提供について（現状の整理）
医師不在のへき地診療所においてオンライン診療を実施する場合
⓪前提
医療機関
患者
看護師等

医師

オンライン診療
処方箋交付

• 医師不在のへき地診療所で患者がオンライン診療を受診
• オンライン診療に際し、診療所の看護師等が適宜サポート
• 医師は処方箋を発行

• 上記の前提を踏まえた薬剤提供の方法として、以下のような方法が想定される
②院内処方の場合

①院外処方の場合

医療機関の薬剤師が対応する場合

対面（当該地域に薬局がある場合）

医療機関

薬局

疑義照会

処方箋の提出
薬剤師

患者

薬剤提供
服薬指導

患者
医師

調剤

院内処方箋
薬剤提供
服薬指導

薬剤師が不在の場合（※）

医師

薬剤師

調剤

疑義照会

医療機関

オンライン対応（当該地域に薬局がない場合も含む）
薬局

処方箋の提出
薬剤師

患者

薬剤配送
服薬指導

後日対応

疑義照会
医師

調剤

• 対面、オンライン対応どちらの場合も現行の規定で対応可能
• オンライン対応の場合は、薬剤提供まで時間がかかることも想
定される

患者

薬剤配送
服薬指導

医師

又は

院内処方箋

薬剤師

調剤

医師

疑義照会

• 薬剤師がいる場合は即時対応が可能
• 一方、不在の場合には、後日、薬剤師又は処方医が調剤して配送
（患者が受け取りにくることも想定される）
（※）荒天時等で一定の要件を満たした場合は特例による対応も可能（P.7,8参照）
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