よむ、つかう、まなぶ。
【参考資料2】急性呼吸器感染症(ARI)の今後の取扱いについて(第85回 感染症部会 資料1) (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43386.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第89回 9/18)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2-4 急性呼吸器感染症(ARI)の症例定義に関する検討について
•
ARIサーベイランスの実現に向けて、令和5年度厚生労働科学研究「医療デジタルトランスフォーメーション時
代の重層的な感染症サーベイランス体制の整備に向けた研究」(研究代表者 鈴木基(国立感染症研究所))に
おいて、ARIの症例定義に関する検討を実施
研究班の概要
⚫ 目的:急性呼吸器感染症サーベイランスを実施するための症例定義(案)を検討すること
⚫ 期間:令和6年1月22日~3月17日
⚫ 協力医療機関:全国21の医療機関
⚫ 対象(本研究におけるARI症例定義):以下の3項目を満たす症例
①咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のどれか1つの症状を呈している
②急性発症
③医師が感染症を疑う外来症例
⚫ 方法:症例定義に基づく対象を、10人/週を目安に年齢群が均等になるよう選定し、以下検査を実施
•
検査方法A:医療機関に設置された全自動遺伝子解析装置による呼吸器パネルを用いた検査(計15種)
•
検査方法B:収集した鼻咽頭ぬぐい液を処理したウイルス輸送培地を地方衛生研究所に送付し、マルチプレックスPCR法を
用いた検査(新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、RSウイルス)
⚫ 結果:
•
全自動遺伝子解析装置等を用いることで、インフルエンザ、COVID-19、RSウイルス、その他急性呼吸器感染症の把握が
可能であることを確認。
•
なお、ARI、ILIの症例定義からアレルギー様症状を除外しても検出割合は変化しなかった。
症例定義については更に検討を進め、ARI定点の設定方法を含めた詳細設計については、今後
の感染症部会で議論
9
•
ARIサーベイランスの実現に向けて、令和5年度厚生労働科学研究「医療デジタルトランスフォーメーション時
代の重層的な感染症サーベイランス体制の整備に向けた研究」(研究代表者 鈴木基(国立感染症研究所))に
おいて、ARIの症例定義に関する検討を実施
研究班の概要
⚫ 目的:急性呼吸器感染症サーベイランスを実施するための症例定義(案)を検討すること
⚫ 期間:令和6年1月22日~3月17日
⚫ 協力医療機関:全国21の医療機関
⚫ 対象(本研究におけるARI症例定義):以下の3項目を満たす症例
①咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のどれか1つの症状を呈している
②急性発症
③医師が感染症を疑う外来症例
⚫ 方法:症例定義に基づく対象を、10人/週を目安に年齢群が均等になるよう選定し、以下検査を実施
•
検査方法A:医療機関に設置された全自動遺伝子解析装置による呼吸器パネルを用いた検査(計15種)
•
検査方法B:収集した鼻咽頭ぬぐい液を処理したウイルス輸送培地を地方衛生研究所に送付し、マルチプレックスPCR法を
用いた検査(新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、RSウイルス)
⚫ 結果:
•
全自動遺伝子解析装置等を用いることで、インフルエンザ、COVID-19、RSウイルス、その他急性呼吸器感染症の把握が
可能であることを確認。
•
なお、ARI、ILIの症例定義からアレルギー様症状を除外しても検出割合は変化しなかった。
症例定義については更に検討を進め、ARI定点の設定方法を含めた詳細設計については、今後
の感染症部会で議論
9