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【資料2】医療用医薬品の安定供給について (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44027.html |
出典情報 | 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第16回 10/2)《厚生労働省》 |
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データを活用した安定確保医薬品・感染症対応医薬品のモニタリングの例②
~薬局等への出荷量と電子処方箋の投薬・調剤量を活用した需給ヒートマップ~
課題
○ 供給側の問題等に端を発する供給減や感染症等の流行期における需要増による供給不安と比べて、潜在的要因
による供給不安の兆候を事前に察知するための情報が少なく難しい。
対応策
○ 平時から電子処方箋のによる調剤量と医薬品の出荷量を比較し、それぞれの需給状況の推移や地域ごとの需給状況
を把握する。把握した情報の推移等の変化を捉えることで事前に供給不安の兆候を察知することとしてはどうか。
卸売販売業者の「出荷量」と「投薬・調剤量」の差分により
市場全体として需要を充足できているのかを可視化。
各地域の「入荷量」と「投薬・調剤量」の比率を地図上にプロットし、
医薬品の需給状況を可視化。
需要と供給の時系列グラフ
薬局等の入荷量と投薬・調剤量比率ヒートマップ
利用情報:卸の出荷量、薬局等の投薬・調剤量
去痰薬
成分名
数量
検索
利用情報:卸の出荷量、薬局等の投薬・調剤量
出入
比率
需要量
= 投薬・調剤量
高
供給量
= 卸売販売業者の出荷量
1
低
時間
解熱鎮痛剤
成分名
赤が濃い地域ほど入荷が少ない
傾向にあり、医薬品のニーズが
高まっていると推測できる。
出入比率=
検索
薬局等における入荷量
薬局等における投薬・調剤量
※ただし、入荷が不十分で、その全てを投薬・調剤して
いる場合、1.0付近に集中することには留意が必要。
地域ごとの医薬品(成分)の供給不足の兆候の迅速な把握、対応につなげられる可能性。
一方で、実用化に向けては、様々な課題の検討が必要(例:出入比率を検証する期間の設定等、システム構築の
実現可能性)であり、費用対効果も踏まえつつ、今後、具体的な検証を進めることとしてはどうか。
※上記のような分析を行う場合、電子処方箋度未導入の機関等の影響を考慮して分析する必要がある。
※電子処方箋のデータの活用により、どの程度流通量と照らし合わせた分析ができるか等について、検証が必要。 12
~薬局等への出荷量と電子処方箋の投薬・調剤量を活用した需給ヒートマップ~
課題
○ 供給側の問題等に端を発する供給減や感染症等の流行期における需要増による供給不安と比べて、潜在的要因
による供給不安の兆候を事前に察知するための情報が少なく難しい。
対応策
○ 平時から電子処方箋のによる調剤量と医薬品の出荷量を比較し、それぞれの需給状況の推移や地域ごとの需給状況
を把握する。把握した情報の推移等の変化を捉えることで事前に供給不安の兆候を察知することとしてはどうか。
卸売販売業者の「出荷量」と「投薬・調剤量」の差分により
市場全体として需要を充足できているのかを可視化。
各地域の「入荷量」と「投薬・調剤量」の比率を地図上にプロットし、
医薬品の需給状況を可視化。
需要と供給の時系列グラフ
薬局等の入荷量と投薬・調剤量比率ヒートマップ
利用情報:卸の出荷量、薬局等の投薬・調剤量
去痰薬
成分名
数量
検索
利用情報:卸の出荷量、薬局等の投薬・調剤量
出入
比率
需要量
= 投薬・調剤量
高
供給量
= 卸売販売業者の出荷量
1
低
時間
解熱鎮痛剤
成分名
赤が濃い地域ほど入荷が少ない
傾向にあり、医薬品のニーズが
高まっていると推測できる。
出入比率=
検索
薬局等における入荷量
薬局等における投薬・調剤量
※ただし、入荷が不十分で、その全てを投薬・調剤して
いる場合、1.0付近に集中することには留意が必要。
地域ごとの医薬品(成分)の供給不足の兆候の迅速な把握、対応につなげられる可能性。
一方で、実用化に向けては、様々な課題の検討が必要(例:出入比率を検証する期間の設定等、システム構築の
実現可能性)であり、費用対効果も踏まえつつ、今後、具体的な検証を進めることとしてはどうか。
※上記のような分析を行う場合、電子処方箋度未導入の機関等の影響を考慮して分析する必要がある。
※電子処方箋のデータの活用により、どの程度流通量と照らし合わせた分析ができるか等について、検証が必要。 12