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資料2 障害福祉サービスデータベースにおける仮名化情報の第三者提供について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44451.html
出典情報 社会保障審議会・こども家庭審議会 社会保障審議会障害者部会(第142回 10/22)こども家庭審議会障害児支援部会(第7回 10/22)(合同会議)《厚生労働省》
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障害福祉等関連情報の仮名化情報の活用例(ユースケース)
障害福祉サービスデータベースの仮名化情報では、匿名化情報と異なり、同一個人を将来に向かってより長期の時系列で追
えるようになること、また診断名、検査結果、治療内容、転帰等の詳細な臨床情報を含む電子カルテ情報(3文書6情報
(※))との連結が可能となることから、以下のような分析が行えるようになると考えられる。
将来に向かってより長期の時系列で個人を追える観点



同一対象群の障害者又は障害児が利用している障害福祉サービス及び障害児支援サービスの種類並びにそ
れらに係る費用額の経時的変化。(年齢が上がるにつれて、どのようなサービスの需要が高まり、また
サービスに係る費用額はどのように推移する傾向にあるのか。)



(NDBとの連結を想定)同一対象群の精神障害者に対して提供されている医療サービスによる、自立訓練、
就労系サービスの内容の変化。(医療サービスにより、利用するサービスの種類等に変化が生じたの
か。)



(介護DBとの連結を想定)現在障害福祉サービスのみを利用している者が、将来的に介護保険サービス
に移行した際の、サービスの内容の変化。(介護保険サービスに移行したことにより、利用するサービス
の種類等に変化が生じたのか。)

電子カルテ情報との連結の観点



障害福祉サービス及び障害児支援サービスを利用している障害者または障害児の障害の程度に基づいた、
臨床実態の把握。(障害の程度に応じた医療資源の投入がなされているのか。)

(※)3文書6情報の具体的な内容は、以下のとおり。
・3文書=診療情報提供書、退院時サマリ、健診結果報告書
・6情報=5情報(傷病名、薬剤アレルギー等、その他アレルギー等、感染症、検査)+処方情報

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