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【資料1-1】報告書 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24973.html
出典情報 厚生科学審議会感染症部会(第59回 3/31)《厚生労働省》
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・グループX
現時点で未知の感染症であり、該当する感染症はない。
・グループA
以下の感染症が該当する
・次の病原体による新たな感染症(インフルエンザウイルス、コロナウイルス、エンテロウイルス)
・新たな重症呼吸器症候群をきたす感染症
・新たなウイルス性出血熱をきたす感染症(フィロウイルス、ブニヤウイルス等)
・新たな重症脳炎をきたす感染症(パラミクソウイルス等)
・根絶された感染症(天然痘)
・人為的な改変や使用が疑われる感染症(遺伝子操作等を加えた新たな病原体による感染症)等
・グループB:
例えば、以下のような感染症が該当する(例)
・呼吸器感染症(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)、季節性および動物由来インフルエンザ、RSウイルス感染症)
・出血傾向をきたす感染症(重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、既知のウイルス性出血熱(エボラ出血熱、ラッサ熱等))
・エンテロウイルス感染症(エンテロウイルスA71/D68感染症)
・蚊媒介感染症(デング熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱)
・その他の人獣共通感染症(サル痘、ニパウイルス感染症)
・グループC
薬剤耐性(AMR)微生物のうち、研究開発上の優先順位が高いもの(別添5参照)
・グループD
例えば、以下のような希少疾患が該当する(例)
・輸入感染症(マラリア、狂犬病)
・生物毒(ヘビ毒、クモ毒 等)
・その他の希少感染症(炭疽、ボツリヌス症、ペスト)

5.今後の方向性
2020年から始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミックは、すべての国に対して健康面での大きな危機をもたらしたのみでなく、経済面、社会面でも大きな影響を与え、まだ経験したことのない未知の感染症危機を想定した平時からの準備の重要性を浮き彫りにした。
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