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参考資料1-2 事務局 提出資料 (3 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
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挙げられていると承知している。
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本 WG において、一般用医薬品の濫用
は意図的なものとの指摘があったが、
意図的に一般用医薬品を濫用する購入
者は「他店での購入状況」や「濫用目的
の購入か」について、虚偽の申告を行う
可能性が高いと考えるが、
「他店での購
入状況」や「濫用目的の購入か」を確認
することは、濫用の防止・抑制の観点か
ら、どのように有効と考えているか、具
体的に御教示いただきたい。

購入しようとする者の申告内容に疑義がある
かも含めて、他店での購入状況の確認医薬品の
適正使用(濫用の防止、抑制)の観点から確認
した上で販売することが適切と考える。

9

濫用の防止・抑制のための支援へ繋
げることは、文字情報でのやり取りで
も可能と考えるが、購入者と直接やり
取りすることや会話を行うことが、支
援へ繋ぐという観点で、どのような場
合に、どのように有効性及び実効性が
あると考えているか、具体的に御教示
いただきたい。

支援へ繋ぐとは、ただ単に支援窓口の連絡先を
教えるだけではなく、地域で支援を行う窓口や
医療機関等を把握し、例えば、当事者の話を聞
き、必要に応じてその場で連絡をして支援に繋
げるなど、適切な方法で確実に支援に繋げられ
るよう、当事者の状況や地域の実情に応じ柔軟
に対応することが求められる。なお、実際に市
販薬の濫用を行っている当事者の支援団体等
からは、「ただ窓口のリストを渡すだけでは何
の助けにもならない。話を聞いてほしい。具体
的に支援に繋ぐところまで対応してほしい」旨
のお話を伺っている。

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濫用等のおそれのある医薬品に指定
されている成分(エフェドリン、コデイ
ン、ジヒドロコデイン、ブロムワレルリ
尿素、プソイドエフェドリン、メチルエ
フェドリン)それぞれについて、①風邪
からの回復期間の短縮、②風邪の症状
(咳や鼻づまり等)それぞれの改善への
有効性、③風邪の症状の改善に有効な
代替成分の有無に関するエビデンスを
御教示いただきたい。また、当該エビデ
ンスを示す論文があれば御教示いただ
きたい。

日本呼吸器学会によると、ウイルス性のかぜ症
候群に対する治療においては、対症療法を行う
こととされており、かぜ薬の承認審査における
有効性の評価においては、症状の改善について
評価が行われていると承知している。濫用等の
おそれのある医薬品として指定される成分を
含有するかぜ薬(内用)の個別の有効性につい
ては、例えば、承認申請時に以下の試験成績が
提出されている。
投 与 期 間 有効率(全般改善度)
※1
※2
TP-6031 4日間
91.1% (164/180 例)
KZ-105
4日間
84.0% (100/119 例)
BNS002T 4日間
89.5%(154/172 例)
K-05C
4日間
89.6% (224/250 例)
※1 最大の投与期間
※2 投与終了時の評価で中等度以上の症状の改善が認められ
た割合。異なる試験間の結果については一概に比較が困難
であることに留意が必要。

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