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新型コロナウイルス感染症の看護職員への影響 (10 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/index.html?utm_source=whats_new&utm_campaign=20220404
出典情報 「2021年看護職員実態調査」結果(4/1)《日本看護協会》
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News Release
報道関係者各位

公益社団法人 日本看護協会 広報部
2022 年 4 月 1 日

4.看護職員の労働環境
1)超過勤務
●2021 年 9 月の 1 カ月間に「超過勤務をした」割合は 78.4%であった(図 9)。
●今回調査では、超過勤務をした正職員(フルタイム)の、①実際に行った超過勤務時間と②うち
申告した超過勤務時間を把握した。その結果、①実超勤時間は平均 17.4 時間、②うち申告超
勤時間は 8.7 時間で、8.6 時間の差異があった(図 9)。
●超過勤務を「した」と回答した人の、現在の主な勤務先別に見ると、「行政」が 34.1 時間と多く、
「看護系教育機関」が 27.7%と続く。特に「行政」については、保健師の新型コロナウイルス感染
症対応が背景にあると推察される(図 10)。
図 9 超過勤務の状況

78.4%

(n=5,019)

実際に行った超過勤務時間:17.4 時間

19.8% 1.8%

うち申告した超過勤務時間時間:8.7 時間
実際に行った超過勤務時間と申告時間との差:8.6 時間

0.0%

20.0%
40.0%
超過勤務をした

60.0%
80.0%
100.0%
超過勤務をしなかった

※n=3,525

注:「超過勤務には、着用を義務付けられた所定の服装への着替え、業務上義務付けられている研修・教育訓練の受講、患
者情報の確認などの始業前勤務(前残業)、勤務時間外の研究の時間などを含みます」との注記を付した。

図 10 超過勤務時間(現在の勤務先別)
(超過勤務を「した」と回答した 3,578 人が回答対象)

10
<リリースのお問合せ先> 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話:03-5778-8547
FAX:03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp/