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新型コロナウイルス感染症の看護職員への影響 (7 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/index.html?utm_source=whats_new&utm_campaign=20220404
出典情報 「2021年看護職員実態調査」結果(4/1)《日本看護協会》
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News Release
報道関係者各位

公益社団法人 日本看護協会 広報部
2022 年 4 月 1 日

3.外来における看護
1)療養支援が必要な外来患者に対する支援への評価
●療養支援が必要な外来患者に対する支援については、“十分できている”“まあまあできている”
の計が最も多いのは「病状に対する不安や困りごとへの支援」が 64.4%であり、「インフォームドコ
ンセントへの同席と、医師が患者や家族に説明した病状や治療についてのわかりやすい補足」が
63.0%と続く。「患者や家族への療養指導(自己管理、症状改善、行動変容への働きかけ)」は
53.3%であった(図 6)。
●“あまりできていない”“できていない”の計が最も多いのは「受診日以外に患者のセルフケア能力
の向上や重症化予防の一環として、電話やメール等で患者に連絡し、健康状態の確認・療養指
導を実施」が 65.6%であり、「患者の療養支援を目的とする、地域の看護職や他職種を含めたカ
ンファレンスへの参加」が 56.2%と続く(図 6)。

2)療養支援への全体的な取り組み状況への評価
●療養支援への全体的な取り組み状況について、“あまりできていない”が 47.9%と最も多く、“でき
ていない”とあわせると 62.2%となった。特に 200 床未満の病院でできていないとする割合が高
い(図 7)。
●“できていない”“あまりできていない”と考える理由について、「療養支援を行う時間を確保できな
いから」が最も多く 56.8%、「組織として、療養支援や外来看護に関する教育や体制整備が十分
に行われていないから」が 52.5%、「療養支援に関する知識が不十分だから」38.9%と続く(図 8)。
●勤務先別に見ると、上位3位の項目について「診療所」は「病院」と比較すると低く、2位、3位の項
目は「病院(200 床未満)」でやや高くなっている(図 8)。

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<リリースのお問合せ先> 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話:03-5778-8547
FAX:03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
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