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薬-4一般社団法人日本医薬品卸売業連合会 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46579.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第230回 12/11)《厚生労働省》
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安定供給の基盤を脆弱化する「負のスパイラル」
“骨太の方針 2024”より
イノベーションの推進、安定供
給確保の必要性、物価上昇な
ど取り巻く環境の変化を踏ま
え、国民皆保険の持続可能性
を考慮しながら、その在り方に
ついて検討

物価上昇・地政学上のリスク上昇に加え、毎年の薬価改定は、医療機関・薬局・製薬企業・医薬品卸
にとって医薬品供給不足リスクの「負のスパイラル」に拍車をかける。
流通当事者の自助努力だけで現状打破するには限界がある。
医薬品供給不足リスクの「負のスパイラル」は患者の方々への脅威になるだけでなく、安全保障リ
スクの上昇、経済への悪影響をもたらす。
日本としてこれらのリスクを低減するために、医療上必要な安定確保すべき医薬品のサプライ
チェーンを維持するとともに、持続的な安定供給が確保される仕組みが必要である。
製薬企業

医薬品卸

原料・原末の価格上昇・
仕入れ不安

流通コストを賄えない
仕入れ原価と薬価
(サービス労働)

物価上昇
製造工場への設備
投資・運用コスト回収
の困難
事業の見直し



需給調整の労力
(労働時間の19%*)

医療機関・薬局



医療機関・薬局
に悪影響

中間年
薬価改定

採用難・離職の増加

地政学リスク
の上昇
医療機関・薬局における医薬品不足
安全保障リスクの上昇

患者への脅威

経済への悪影響

*クレコンリサーチ&コンサルティング株式会社、日本医薬品卸売業連合会

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