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参考資料1 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会 中間整理 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47036.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第116回 12/23)《厚生労働省》
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(適切なケアマネジメント手法の普及促進)
○ 「適切なケアマネジメント手法」は、利用者の生活の継続を支えるために、
ケアマネジャーの実践知と各職域で培われてきた知見に基づいて想定される
支援内容を体系化し、その必要性や具体化を検討するためのアセスメントや
モニタリングの項目を整理したものである。


ケアマネジャーの質の向上に向けては、この適切なケアマネジメント手法
について、適切に理解していくことが重要であり、令和6年4月から施行さ
れた法定研修カリキュラムにも盛り込まれたところである。これまでも国や
地方自治体において周知が行われてきたところであるが、引き続き、適切な
ケアマネジメント手法について、ケアマネジャーだけでなく、医療等の関係
職種や地方自治体等の関係者も含めて周知することが重要である。

(ケアプラン点検の適切な実施)
○ ケアプラン点検は、ケアマネジャーが作成したケアプランの記載内容につ
いて、事業者からの資料提出や訪問調査により、市町村職員や委託を受けた
職能団体等の第三者が助言を行うことにより、個々の受給者が「尊厳の保持」
や「自立した日常生活の支援」のために必要とするサービスの確保や、サー
ビス提供の改善に向けて実施しているものである。


ケアプラン点検については、基準違反や報酬の返還を目的とする指導監査
的な視点ではなく、ケアマネジメントの専門性や質の「見える化」に資する
取組として、ケアマネジメントのプロセスを踏まえ利用者の「尊厳の保持」、
「自立支援」に資する適切なケアマネジメントを提供できているかどうか、
ケアマネジャーに自主的な気付きを促していくような仕組みとすることが重
要である。

5.おわりに
○ 本検討会では、令和6年4月から6回にわたり、ケアマネジメントに係る
諸課題について議論を重ね、以上のとおり中間整理を行った。
今後、社会保障審議会介護保険部会に報告した上で、制度改正や介護報酬
改定に向けて、引き続き、必要な検討を進めていくことが適当である。


本検討会で議論してきたように、高齢者が抱える課題が複雑化、複合化す
る中にあっても、高齢者が最期まで尊厳をもって自分らしい自立した日常生
活を送ることができるようにするための要であるケアマネジャーが、医療・
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