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参考資料1 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会 中間整理 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47036.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第116回 12/23)《厚生労働省》
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ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会中間整理
はじめに
○ 我が国においては、高齢化の進展に伴い、介護サービスの需要がさらに高
まっており、居宅介護支援や介護予防支援の受給者数は増加傾向にある。さ
らに、慢性疾患や複数の疾患を抱える患者など医療ニーズが高い高齢者、認
知症の高齢者、独居高齢者や複合的な課題を抱える世帯の増加等が見込まれ
ている中で、高齢者が抱える課題が複雑化、複合化している。介護支援専門
員(ケアマネジャー)には多様な対応が求められるとともに、その役割の重
要性は増大している。


一方、生産年齢人口の急速な減少が見込まれることに加えて、足下におい
て、ケアマネジャーの従事者数は横ばい・減少傾向にあり、介護支援専門員
実務研修受講試験の受験者数は近年5万人前後で推移し、合格者数も平成 30
年度以降、継続して2万人を下回る状況にある。



このような中で、利用者に対して適切なケアマネジメントが提供されるよ
う、ケアマネジメントの質を確保しながら、ICT等を活用した業務負担軽
減を推進しつつ、必要なケアマネジャーのなり手を確保していくことが喫緊
の課題である。



このため、利用者のために質の高いケアマネジメントを実現する観点から、
ケアマネジャーが個々の利用者に対するケアマネジメント業務に注力するこ
とができるよう、現行のケアマネジャーの業務や地域の実情を踏まえつつ、
ケアマネジャーの業務の在り方について、改めてその役割を整理するととも
に、居宅介護支援事業所及び地域包括支援センターにおける主任介護支援専
門員(主任ケアマネジャー)についても、その位置付けを整理した。
また、人材確保・定着に向けた方策、研修の在り方、ケアマネジメントの
質の向上策について検討した。

1.ケアマネジャーの業務の在り方について
(ケアマネジャーに係る法令上の規定)
○ 法令上、「介護支援専門員」とは、要介護者又は要支援者からの相談に応
じ、要介護者等がその心身の状況等に応じ適切な介護サービス等を利用でき
るよう市町村、介護サービス事業者等との連絡調整等を行う者であって、要
介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識及び
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