よむ、つかう、まなぶ。
【参考資料】(継続研修)採血用器具について(テキスト) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48005.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会(令和6年度第5回 12/25)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
第 5 章 薬剤師が知っておきたい機器等の話題
point
針を複数の患者で使用しない!!
洗浄・滅菌しても再使用をしない!!
5.4 パルスオキシメータ
パルスオキシメータは皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置
で,赤外線装置(プローブ)を指にはさむことで測定します。管理医療機器に分類され,クラス
Ⅱの医療機器であるが特定保守管理医療機器に指定されています。
(表 5.4)
肺から取り込まれた酸素は,赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。酸
素飽和度(SpO2)とは,心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含ま
れるヘモグロビンの何 % に酸素が結合しているか,皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。プ
ローブにある受光部センサーが,拍動する動脈の血流を検知し,光の吸収値から SpO2 を計算し
表示します。
酸素飽和度(SpO2)は肺や心臓の病気で酸素を体内に取り込む力が落ちてくると下がります。
主に病院や在宅治療の患者さんで,必要に応じて測定します。睡眠時無呼吸症候群の簡易診断に
も利用します。加齢によってもある程度低下し,労作時にも変動します。
表 5.4
一般的名称
パルスオキシメータ
種別
管理医療機器(特定保守管理医療機器)
クラス分類
クラスⅡ
定義
特殊なプローブによる光検出を利用して血液の酸素飽和度(SpO2)を経皮的に測
定する装置をいう。発光ダイオードから生じる光が動脈組織血に照射され,検出器
がこれを受光し,分光測光法の原理に従って測定される。脈拍数,心電図(ECG)
及びカプノグラムが計算できるものもある。
使用目的又は効果 動脈血の経皮的酸素飽和度を測定し,表示すること。
4/4
97
point
針を複数の患者で使用しない!!
洗浄・滅菌しても再使用をしない!!
5.4 パルスオキシメータ
パルスオキシメータは皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置
で,赤外線装置(プローブ)を指にはさむことで測定します。管理医療機器に分類され,クラス
Ⅱの医療機器であるが特定保守管理医療機器に指定されています。
(表 5.4)
肺から取り込まれた酸素は,赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。酸
素飽和度(SpO2)とは,心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含ま
れるヘモグロビンの何 % に酸素が結合しているか,皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。プ
ローブにある受光部センサーが,拍動する動脈の血流を検知し,光の吸収値から SpO2 を計算し
表示します。
酸素飽和度(SpO2)は肺や心臓の病気で酸素を体内に取り込む力が落ちてくると下がります。
主に病院や在宅治療の患者さんで,必要に応じて測定します。睡眠時無呼吸症候群の簡易診断に
も利用します。加齢によってもある程度低下し,労作時にも変動します。
表 5.4
一般的名称
パルスオキシメータ
種別
管理医療機器(特定保守管理医療機器)
クラス分類
クラスⅡ
定義
特殊なプローブによる光検出を利用して血液の酸素飽和度(SpO2)を経皮的に測
定する装置をいう。発光ダイオードから生じる光が動脈組織血に照射され,検出器
がこれを受光し,分光測光法の原理に従って測定される。脈拍数,心電図(ECG)
及びカプノグラムが計算できるものもある。
使用目的又は効果 動脈血の経皮的酸素飽和度を測定し,表示すること。
4/4
97