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○個別事項(その12)について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00131.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第508回 12/24)《厚生労働省》
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FAPの治療に係る課題及び論点
・ FAP等の消化管ポリポーシスは、遺伝性で、若年から消化管全体にポリープが多発することが多く、ポリープが
がん化する場合もある。
・ FAPについては、放置すると大腸がんが必発するため、予防的大腸切除が推奨されているが、患者によっては外
科手術を希望しない場合もあり、その場合は内視鏡にてポリープを徹底的に摘除する。
・ 最新の研究結果によれば、内視鏡により多発する大腸ポリープを徹底的に摘除したところ、5年後の高度異型腺
腫及び粘膜内癌の累積発生頻度は、大腸切除よりも低い結果であった。

【論点】

○ FAPの治療について、標準治療である外科手術に加え、最新の研究結果に基づく内視鏡手術の評価の在り方に
ついて、どのように考えるか。

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