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資料2 歯科医師の医科麻酔研修の現状・課題 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25161.html
出典情報 歯科医師の医科麻酔研修等に関する検討会(2022年4月12日開催)《厚生労働省》
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論点
【現状】






「歯科医師の医科麻酔科研修のガイドライン」は平成14年に策定され、平成20年に改訂された。
研修には様々な知識・技能レベルの歯科医師が参加している。
医科麻酔科研修の許容される通算の期間の考え方は様々であるが、反復研修については肯定的な意見が多い。
研修水準について、厳しくすべきという研修項目がある一方で緩和すべきという研修項目がある。
歯科医師と医師では研修項目の実施内容について、同じ研修項目でも意見の乖離がみられる。
例えば、歯科医業として遭遇する可能性が低い項目は見学にしてはどうかという意見や、一部の行為については補
助項目(研修水準C)ではなく実施可能項目(研修水準A)にしてはどうかとの意見がある。
○ 現行のガイドラインに規定されている説明と同意の取得、指導医の指導体制及び麻酔記録の記載等の方法が遵守さ
れてない。

【論点】
○ 適切な研修を実施体制の確保し安全な医療を提供する観点から、説明と同意の取得、指導医の指導体制及び麻酔
記録の記載等についてガイドラインの遵守を推進するために、どのような取組が考えられるか。
○ 現状一律の研修内容となっているが、質の高い医療を提供するため、どのような対応が考えられるか。また、研
修受講者の習熟度等に応じた研修内容を分析・検討するため、当該受講者の臨床経験等に加えて、どのような情報
を登録・収集することが考えられるか。

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