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2024年度 障害福祉サービス等報酬改定に関するアンケート結果 (77 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r6/
出典情報 2024年度 障害福祉サービス等報酬改定に関するアンケート調査(3/28)《福祉医療機構》
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WAM

就労継続支援A型

スコア方式の見直しを受けて実施した取組みや意見
【取組み】
・ピアサポーター研修の実施 賃金向上達成指導員を配置し、事業所の売り上げの向上を目指している
・一般就労加算取得のために積極的に挑戦させた
・営業活動の強化(量・質をともに増加させる)営業職員の採用、生産性の向上、職業指導員の追加、直
接支援以外での間接的支援(営業・作業専門職員等)
・最新のIT技術(生成AIの活用など)の導入と利用者の目標に合わせたスキル向上の支援により、事業所全
体の営業力と生産性が上がり、生産活動において、より質が高く高単価の仕事を受注することができて
いる
・譲渡により引き継ぎましたが、以前は物販(Net含む)での生産活動収入が主であり安定しての収益
確保ができておらず、今改定によるランクの下降を受けたが、前年度より施設外を中心とした受託作業
の構成比増を図り、現在バランスの取れた形になってきている。主たる事業所で行う内勤利用者分の最
低賃金以上の生産活動収入、収益確保が難しい状態 等
【意見】
・①就労時間の長さを重視されたため、利用者の生活状況や特性に配慮した短時間就労が困難になった
②生産活動収益を重視されたため、利用者に対する様々な支援ができなくなった
③最低賃金の度重なる上昇、円安による物価高、水道光熱費や燃料費の増加等で、訓練給付費が少ない
ため、法人自体の経営が圧迫されている
・スコア方式の見直しを受けて、生産性の向上、生産単価値上げを実施したが、生産活動項目等のマイナ
ス減算のため、A型事業所として事業所の努力だけでは経営的に非常に厳しい。また、最低賃金の大幅
な上昇により、利用者への賃金総額が上がり、収益も上がったが、それ以上に人件費の占める割合が増
えている状況となっている
・スコア方式はあまり望ましくない。少人数部署で支援力をあげるために研修へ行くなどとても難しく、
一人、職員が抜けるとその日の仕事が回らなくなる。商談会などの参加も難しい。職員が研修ばかりに
行くと生産性もさがる。生産性をあげることは大事であるが、そもそも一般と違い、価格設定も低いた
め、そう簡単に生産性もあがらない。価格高騰だからといって値段をあげるのも容易ではない 等
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