よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-3医薬品の新規薬価収載について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56712.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第606回 4/9)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

薬価算定組織における検討結果のまとめ
算定方式

類似薬効比較方式(Ⅰ)

第一回算定組織


成分名












令和7年3月14日



最類似薬

タルラタマブ(遺伝子組換え)

アミバンタマブ(遺伝子組換え)

イ.効能・効果

がん化学療法後に増悪した小細胞 EGFR 遺伝子エクソン20挿入変異陽性
肺癌
の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

ロ.薬理作用

T細胞依存性細胞傷害作用

ヒト上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)/
間葉上皮転換因子(MET)阻害作用

ハ.組成及び
化学構造

遺伝子組換え一本鎖二価二重特異
性モノクローナル抗体(scF
v-scFv’-scFc)であ
り、982個のアミノ酸残基から
なるタンパク質

455個のアミノ酸残基からなる抗EGF
R-H鎖(γ1鎖)1本、449個のアミノ
酸残基からなる抗MET-H鎖(γ1鎖)1
本、214個のアミノ酸残基からなる抗EG
FR-L鎖(κ鎖)1本及び214個のアミ
ノ酸残基からなる抗MET-L鎖(κ鎖)1
本で構成される糖タンパク質

ニ.投与形態
剤形
用法

注射
注射剤
1週に1回又は2週に1回

左に同じ
左に同じ
3週に1回

画 期 性 加 算
(70~120%)

該当しない
該当する(A=45%)
〔イ.新規作用機序(異なる作用点、重篤な疾病を対象): ①-a, ①-c=3p〕
〔ハ.治療方法の改善(標準的治療法): ③-b=1p〕

有用性加算(Ⅰ)
(35~60%)



有 用 性 加 算 ( Ⅱ ) 該当しない
(5~30%)
該当する(A=15%)




本剤はDLL3及びCD3の両者に結合する新規作用機序医薬品であること、
標準治療法が確立されていない小細胞肺癌の3次治療以降の患者において一定
の有効性が示されたこと、国内ガイドラインにおいて3次治療以降での使用が推
奨されていることから、有用性加算(Ⅰ)(A=45%)を適用することが適当
と判断した。

市場性加算(Ⅰ)
(10~20%)



本剤は希少疾病用医薬品に指定されていることから、加算の要件を満たす。3
次治療以降の患者数は限られる中、海外に大きく遅れることなく開発されたこ
と、国際共同治験の日本人の組入れ数等を踏まえ、加算率は15%が妥当である。

市場性加算(Ⅱ)
該当しない
(5%)
特 定 用 途 加 算
(5~20%)

該当しない



児 加 算
(5~20%)

該当しない

先 駆 加 算
(10~20%)

該当しない

迅 速 導 入 加 算
(5~10%)

該当しない

新薬創出・適応外薬
解 消 等 促 進 加 算

該当する(主な理由:希少疾病用医薬品として指定)

費用対効果評価への




該当する(H1)

当初算定案に対する
新 薬 収 載 希 望 者 の
不 服 意 見 の 要 点
上 記 不 服 意 見 に






第二回算定組織

令和

3