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資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の心筋炎又は心膜炎疑いとして報告された事例の概要 (コミナティ筋注シリンジ12歳以上用)[351KB] (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00138.html
出典情報 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第106回 4/14)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和7年度第1回 4/14)(合同開催)《厚生労働省》
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患者は特別養護老人ホームに居住していた。
経口摂取は可能であった。誤嚥はなかった。
要介護度:4。
ADL自立度:B2。

2024年11月20日ワクチン接種前、体温は36度1分であった。

接種前後の異常:特になかった。

【事象の経過】
心不全はあるものの、患者の病状は最近は落ち着いていた。
慢性心不全に対して内科的治療を行った。
当日、死亡する7時間程前まではいつもと同じように診察をしており、特に心不全の増悪は認められなかった。
夜間に見回りにきた介護職員が死亡を発見した。
救急要請はされなかった。
異状発見日時:2024年11月21日(令和6年)00時20分。自室のベッド上にて発見された。

【事象経過】
患者はワクチン接種時にはどうもなかったが、就寝中の2024年11月20日23:00から2024年11月21日00:20の間
に死亡していた。

【死亡に関する情報】
死亡確認日時:2024年11月21日(令和6年)1時5分。
剖検は実施されなかった。
死亡時画像診断結果の詳細:なし。

報告医師は、本事象を重篤(死亡)と分類し、事象とコミナティ筋注シリンジ12 歳以上用(1価:オミクロン株
JN.1)との因果関係をあり(可能性として)と評価した。事象の他要因(他の疾患等)の可能性は慢性心不全急性
増悪があった。

【報告医師意見】
心不全症状は落ち着いていたが、血圧が70/ーと低下したり、不安定ではあった。ワクチンの副作用かもしれな
いが、心不全の末期ではあった。どちらともいえない。

死因に対する考察と医師の意見(判断根拠を含む):慢性心不全の急性増悪。
ワクチン接種と死亡との因果関係に対する医師の考察(判断根拠を含む):病状は落ち着いていたため、ワクチ
ン接種による心筋炎等も考えられる。一応警察に届け出をして、死体検案書を提出した(報告通り)。
重篤性は、永続的または顕著な障害・機能不全と報告された。

追加情報(2024年12月16日):本報告は、追加調査による、同医師からの自発追加報告である。
更新情報:患者の詳細の更新、解剖学的;部位が追加、患者の投与経路の追加、併用薬(ピタバスタチン、マグ
ミット、バイアスピリン、スピロノラクトン、エンレスト、ビソプロロール、インフルエンザワクチン)の追加、関連する
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