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資料9-2 先進医療B告示番号2「経皮的乳がんラジオ波焼灼療法」における国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター東病院での同意取得に関する不適切事案のご報告 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25067.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第132回 4/18)《厚生労働省》
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6.

今後の対応策
以下のような対応策を講じる。
1. 同意取得後、同意取得を行った医師以外の第三者が、医師による同意取得後す
みやかに患者から受領した同意書の確認を行う
2. 説明同意文書を作成する場合は、同意書の表題に加えて研究課題名、研究課
題番号、明確に区別できる試験略称名、制度名を記載して、誤って他の試験と混
同して同意説明に用いることを防止する
3. 研究責任医師もしくは研究分担医師は、説明を行った臨床研究名、同意説明を
行った旨とその日付、同意を取得した旨と同意書に記載されている同意日を明確
にカルテに記載する
4. 研究責任医師もしくは研究分担医師は、同意書受領後に臨床研究への登録を行
うよう徹底する
5. 研究責任医師もしくは研究分担医師は、入院時に上記の同意取得関連のカルテ
記載と電子カルテ内に保管されている同意書の確認を行う
6. 研究責任医師もしくは研究分担医師は、同意書受領後は電子カルテへの取り込
み依頼の申請を当日中に確実に行う
7. 全実施医療機関参加のもと会議を開催し、他の協力医療機関に本不適切事案
の内容と対応策を共有し、臨床研究関連文書の管理に関して、注意喚起を行っ

8. 国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター東病院内において本不
適切事案について周知した

この様な重大な不適切事案を起こさないよう、同意書の保管を含む臨床研究の関連文
書の管理、確認を適切に行うことを徹底します。
以上