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資料3-8 田中先生提出資料 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第82回 4/27)《厚生労働省》
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新型コロナウイルス感染症をめぐる行政の対応についてのスケッチ


新型コロナウイルス感染症をめぐる行政の対応への市民の評価

1)突出した理由はないが、全体的に厳しい評価が多かった。
2)ワクチン、水際対策などにより、感染の拡大を一定程度、抑えられている点が、ポジティブな評価の理由として挙げられた。
3)感染対策の効果に対する実感の欠如、政府からのメッセージ・情報の不足、まん延防止等重点措置の解除、ワクチンを中心とする感染対策、経済活動の優先、給付金
などの経済支援の偏りなどが、ネガティブな評価の理由として挙げられた。



新型コロナウイルス感染症をめぐる行政の対応についての市民的論点

1)今後の見通し

ゴールのイメージが湧かないため、感染対策の継続、経済活動とのバランスを考慮した政策などに共感できない。

2)政府からのメッセージ
3)自治体の取り組み

十分な情報を受け取っておらず、現状をどのように解釈してよいかわからない。

政府と連携し、生活に密接した重要な活動を行なっているが、地域間格差が存在すると感じている。

4)まん延防止等充填措置

感染者数が多いと感じる中で解除されたことを理解できず、不安に思っている。

5)水際対策 十分になされていると感じている。
6)検査

キットの配布、無料検査について評価するが、感染対策全体での優先度、検査方法の選択に疑問も感じている。

7)ワクチン 3回目の接種手続の迅速さをはじめとするワクチン政策を評価する声がある一方で、今後の見通し、長期的なリスクについての不安や疑問が存在する。
8)経済支援 給付金を受け取った者と受け取らない者の間で評価は分かれ、経済支援の対象をどのように選定しているのか疑問に思っている。
9)経済対策 ロックダウンを行わず、ミニマムな経済活動を維持する政策を支持するが、GoToキャンペーンについては疑問に感じている。
10)その他の論点



自粛政策、濃厚接触者、政策の法的根拠、感染症法上の位置付け、数値の解釈、重症化・死亡。

インターネット上の情報

感染状況や対策の現状と課題、最近の流行株の性質、重症化する人と軽症で済む人の違い、濃厚接触者になった場合の対応、ワクチンの副作用、ワクワクキャンペーンと
はなにか、コロナを題材にしたアート作品について、インターネット上に十分な情報が存在し、その気になれば、概ね妥当な調査結果を得ることができる。コロナの終息
予測については、情報を得ることが難しい。



6つの論点をめぐる市民の意見

1)感染症と経済のバランス→経済優先の政策・給付金への不満、不安定
2)コロナの症状と後遺症→ある程度理解している
3)3回目のワクチン接種→賛否に幅広いスペクトラム
4)ワクチン接種率を高める方法→有効性・安全性の発信、特典、強制
5)第7波への対策→感染対策の推進・コロナとの共生
6)再度のまん延防止等重点措置→感染対策の推進・コロナとの共生

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